(P[ん]1-17)猫とわたしの七日間 (ポプラ文庫ピュアフル)
(P[ん]1-17)猫とわたしの七日間 (ポプラ文庫ピュアフル) / 感想・レビュー
yanae
猫・ミステリーをテーマにしたアンソロジー。作家さんもバラエティー豊か。かわいいテーマだけど、事件は殺人とか重々しいものもあり。個人的には大山さん、水生さん、村山さんの話が好き。あずかりやさん、明日町に続き面白かったな。水生さん、素敵な話。村山さん、スカッとしてしまった。エメルさん、作品大好きだけど、今作は人が多すぎてちょっと混乱(笑)若竹さん、そうきたかーの結末、秋山さんは初読みですごくよかった。もちろん正体は早々にわかったけど(笑)ホロリときました。新しい作家さんとの出会いに感謝。
2017/06/02
hundredpink
六人の作家による猫アンソロジー。目玉は大山淳子さんの「あずかりやさん」スピンオフ作品「ひだりてさん」
2021/03/03
ひめありす@灯れ松明の火
ポプラ社の七日間アンソロジーの二冊目。表紙も本編のエッセンスが散りばめてあって、絵解きみたいで楽しい。どうして猫のお話というのは、お別れを予感させる悲しいお話が多いのでしょうか。犬は化けないし、鳥は九生生きないし、ネズミの尾っぽは九つに分かれないし、猫は自分の死期を人に見せないからでしょうか。今回は初めましての作家さんがいなかったので、いつもの方にちょっと会う様な調子でのんびりと読みました。村山さんは珍しくちょっと黒い感じでした。大山さんのひだりてさんが面白かったので、本編の方も読んでみようと思いました。
2014/06/08
hirune
化け猫率が高い…猫はくせ者っぽいからかしら。「まねき猫狂想曲」と「踊る黒猫」好きでした。村山早紀さん好きで面白かったんだけど、後味は非常に悪かった^^;大山淳子さんの「ひだりてさん」あずかりやさんと再会できて懐かしかったー♪
2015/08/25
七色一味
読破。猫と七日間という設定で描かれた6編のアンソロジーです。なんで7篇にしなかったんだろう、という素朴が疑問が…。並べてみると、それぞれの作家さんの、設定へのアプローチの仕方が異なっていて面白いです。個人的には村山早紀さん【踊る黒猫】が秀逸かと。小松エメルさん【消えた箱の謎】は、途中からわけわからんくなってしまいました(笑)大山淳子さん【ひだりてさん】は、『あずかりやさん』のスピンオフ作品。気になる方は『あずかりやさん』の方もお読みください(笑)
2014/04/16
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