(P[い]4-2)僕の知らない、きみの時間 (ポプラ文庫ピュアフル)
(P[い]4-2)僕の知らない、きみの時間 (ポプラ文庫ピュアフル) / 感想・レビュー
巨峰
飯田雪子さんの新作。飯田作品の根底に流れるヒューマニズムというか、人間への信頼が気持ちいいのでよく読みますが、この作品は読み物としてはいまいち。底が浅すぎて展開が読めてしまう。1つには多彩な登場人物を活かしきれてない。それと、背表紙のあらすじが書きすぎかもしれませんね
2014/01/30
ひめありす@灯れ松明の火
何というか、とっても可愛いお話しだなあと思いました。主人公もヒロインちゃんも、ちょっと浮いているとはいえ基本的には友人や家族あるいは地域の人達に温かく見守られながら、地元ですくすく過不足なく成長している子達で、安心して読めました。何かものすごく大きな出来事が起こるお話ではないけれど、読後感もいいし短い時間でさっと何か読みたい、という時にはお勧めです。今時高校生達の発言に落ち込んだり自分の学校の復活に目をキラキラさせてしまうじいちゃん達が可愛すぎます。私も三代で同じ学校に通ったので、校歌とが合唱できますよ。
2014/02/14
北野
読友さんオススメ。そこまで厚くもないので、サラッと読める。けど、その中に様々な思いが渦巻いている。怖い話では全くなくて、ほのぼのしている。けれども、切なくもある。文中の『相沢くんは、幸せ?』が印象的。ラストの終わり方なんか、あ〜青春だなぁと、思う。人にオススメしやすい本かな。
2015/04/09
coco夏ko10角
文化祭、旧校舎で怪談ツアーをやることになったがそこには幽霊が? かわいい青春ラブストーリー。特に最後の二人がめっちゃ青春。
2018/07/03
わった
飯田先生得意の幽霊がかかわるお話。今回も学校生活や学生恋愛が絡んでいます。天然全開な同級生が旧校舎の掃除のときには全く違う人に見え…というところから本題がスタートしどんどんお話が進んでいきます。飯田先生が紡ぐ素敵な言葉、文章から感じ取れる空気感、切なさ、今回も本当に素敵なお話でした。
2015/06/03
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