(図書館版)真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒 (teenに贈る文学 2-2 真夜中のパン屋さんシリーズ)
(図書館版)真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒 (teenに贈る文学 2-2 真夜中のパン屋さんシリーズ)
- 作家
- 出版社
- ポプラ社
- 発売日
- 2014-04-01
- ISBN
- 9784591138809
(図書館版)真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒 (teenに贈る文学 2-2 真夜中のパン屋さんシリーズ) / 感想・レビュー
へくとぱすかる
濃い内容なので、かなり時間をかけて読了した。「バビロニア」という単語が、コミュニケーションが成立しない象徴として使われ、重要な箇所に出てくる。また、一冊を貫くテーマにも関連させていると思う。前作とは別のストーリーなのだが、主要人物は同じで、前作に描き切れなかった人物像を深く掘り下げている。作者は前作の最初から、こういう展開をさせることを考えてあったのだろうか。すると読者は、パン屋さんを舞台に広がり、深まっていく壮大な物語を、これからも読めることになりそうだ。物語の紹介までは書けませんが、深い本でした。
2021/03/07
tom
4冊の中で一番好き(全部読んでから登録しました)。悪いことをしている人も完全に悪者にせず、同情できるところをつくっているのがいいな。あとは班目さん。変態だけど実はいい人で温かみのあるキャラクターでいい感じ。最後は良かったですね。あの終わり方すごく好きだな。
2015/01/25
なおなお
真夜中のパン屋さんの2冊目。1冊目で出てきた色々と濃い登場人物が今回大活躍。店の二人のクレさんと元基の過去や現在の思いもしっかり描かれており、よりこのパン屋さんが好きになった。
2020/10/13
ゆっき
真夜中のパン屋さんシリーズ2作目。少しずつ分かっていく過去のこと。続きが気になる展開です。
2018/06/19
沖田直子
創世記の伝説の帝国バビロニア-ノアの方舟の何代か後の子孫達の築いた世界。自惚れ驕った愚かな人間達は天に届かんばかりの高い塔を建て、神の怒りに触れてしまい、神は人々の言語を分けた、、という話をキーワードに物語が展開していく。前巻は暮林に萌えたが今回は弘基に萌えた!亡き美和子の捧げた傘を受け止め、真摯に生きている姿が素敵だ。
2015/10/25
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