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([お]12-1)みつばの郵便屋さん (ポプラ文庫 お 12-1)

([お]12-1)みつばの郵便屋さん (ポプラ文庫 お 12-1)

([お]12-1)みつばの郵便屋さん (ポプラ文庫 お 12-1)

作家
小野寺史宜
出版社
ポプラ社
発売日
2014-08-05
ISBN
9784591140963
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([お]12-1)みつばの郵便屋さん (ポプラ文庫 お 12-1) / 感想・レビュー

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散文の詞

連作短編という感じで、郵便配達の日常描かれます。 小さな出来事がほのぼのと、読んでてなんだかじんわりとあたたかくなります。 芸能人を兄に持つのがちょっと変わってるくらいで、ほんとに平凡です。 普通の人はこんな感じなんですよね。 読みやすいですし、郵便配達ってこんな感じかってちょっとだけ勉強になります。

2021/08/18

おしゃべりメガネ

最新刊を読んで、また最初から読みたくなり復習?読書スタートです。最初ってこんな感じだったんだなぁと改めて感慨深く読み進めていきました。今となっては当たり前のように登場するあの人もこの人もこんな登場からスタートしたんだなぁと。「たまき」さんも初登場はこんな感じだったなぁと懐かしくすら思いました。小野寺さんの書く作品のほっこり感がたまらなく好きになり、どんな作品でも会話のやりとりに抜群のセンスを感じずにはいられません。郵便配達員を主人公にし、その仕事内容にもふれているので、お仕事小説としても十分に楽しめます。

2020/11/07

kanegon69@凍結中

とても小野寺さんらしい優しい人間関係と静かで思いやりに溢れた感情表現が素敵でした。それに郵便屋さんの立場って考えたことがなかったので、とても新鮮でもありました。確かに配達する人も人間だから、当たり前のように色々な事を考えますよね。今度缶コーヒーでも準備しておこうかなぁ。それにしても小野寺さんの登場人物は他人との心の距離感をとても大切にしていることが多いなと感じます。この主人公秋宏の考え方や思いがまた絶妙に距離感を保っていいて、今の世知辛い世の中の状況にとても必要なエッセンスがつまっていたような気がします。

2020/04/19

ひさか

2012年5月ポプラ社刊。書き下ろし。シリーズ1作目。2014年8月ポプラ文庫化。春一番に飛ばされたものは、悪意も届けてこそ、愛すべきアイスを、待てば海路の日和ある?、起こせる奇蹟も奇蹟、能ある鷹は爪を研げ、たとえ許せはしなくとも、そして今日も地球はまわる、の8つの連作短編。みつば地区の郵便配達をする25歳平本秋宏の日常ストーリー。小野寺さんらしく、なんでもない出来事が、面白く語られ、とても楽しい。

2021/01/06

mint☆

再読。有名タレントの弟で郵便配達員の秋宏。人間模様を優しいタッチで描いている。配達を通して出会う人たち。日常生活で起こるささやかな奇跡。小野寺さんの作品を初めて読んだのはこの本だった気がする。疲れている時に読むとホッとする。やっぱり好きだなぁ。

2020/04/18

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