やさしさとおもいやり (絵本の時間 56)
やさしさとおもいやり (絵本の時間 56) / 感想・レビュー
めしいらず
極限状況に置かれて初めて見えてくる人の心根の柔らかさと相手を慮る気持ち。互いが辛い時だからこそ打算抜きに人に尽くそうとする思いやり。衝き動かされるように何とか届けようとした優しさ。それはまるであの大震災の時に感じた、誰もが生来に持っている美しい心を見るような読書だった。
2016/03/12
しゅわ
ティラノサウルスシリーズ第十三弾。今回はちょこっと視点をかえて あかいみの木が主人公!? ティラノサウルスとゴルゴサウルスがその目の前で喧嘩を始めたところから物語が始まり…1本と2頭が協力し合って困難を乗り越えてゆきます。このシリーズはかなりの確率で涙腺崩壊する展開になるので油断できないのですが…希望を感じるラストもとっても良かったです♪ シリーズを通して出てくる「あかい きのみ」いったいどんな味がするのかしら?想像が広がりますね。
2015/05/05
詩 音像(utaotozo)
本屋でも、図書館でも良く見かけるシリーズだが、図書館で手に取りやすいところにあったので、初めて読んだ。タイトルにも惹かれた。私の好きな言葉が「思いやり」。嫌いな言葉が「思いやり予算」。って、上手くもないオチをつけてどうする。この嫌いな言葉、知らない人はググってみてね。
2015/07/10
ぱお
守ってくれてありがとう。これからは、私が守っていくね。読み終わった後、感謝と勇気があふれてくる本です。
2015/06/28
ヒラP@ehon.gohon
絶体絶命の危機に、相手のことを思いやるやさしさを自分は持っているだろうか。 これだけの天変地異の中で、真の優しさが、自分をも助けてくれるのだと、教えられたような気がしました。 宮西さんの恐竜シリーズは、奥が深いです。
2022/12/04
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