([む]2-1)お任せ! 数学屋さん (ポプラ文庫 日本文学)
([む]2-1)お任せ! 数学屋さん (ポプラ文庫 日本文学) / 感想・レビュー
三代目 びあだいまおう
なかなかです!最近少しヘビーな案件抱えててせめて読書はライトなものをと手に取ったが、なかなかです!数学嫌いに多いのは『一体何の役に立つの?』だと思いますが、本書は見事に数学を日常に結び付けます。しかも視点が中学生!部活の練習へのモチベーションやら愛の告白やらまるで畑違いの悩みを数学で解決(?)しちゃう『数学屋』さん。後半の疾走感もよかった!著者が数学の教科書を、本書のような例えで書き直したら、少なくとも『読書好きだが数学嫌い』の何割かは数学に興味を示すでしょう!大体、話上手は例え方が総じて秀逸ですよね‼️
2019/04/24
takaC
青春だね中学生。遥がその後所持金なしで成田空港から大磯までどうやって帰ってきたのかは明かされず。
2018/01/12
ガチャ
ちょっと変わった中学生の宙は数学で世界を救うと言う夢を掲げ、日常生活のお悩みを数学で解決します。相棒の遥とは良いコンビでとても微笑ましい。 理系出身の私でも数式見てて、完全にスルーしてたけど、解決策が理屈ではなくて導き出された答えなんだと思ったら、面白いかもしれないですね。 2人の今後に期待です。
2018/12/31
大阪魂
のえちゃに感化されて数学本探してたらこんなんみつけた!「数学で世界を救う!」って宣言してる数学の天才中2の宙くんが転校先で隣になった遥ちゃんと一緒に「数学屋」をはじめ、まわりの人のお悩みを数学で解決するって短編集。台形の運動場を等分にするため2次方程式使ったり、部員を練習させるために「囚人のジレンマ」使ったり。2次方程式の解の公式!そーいやこんなんあったなあ…いろんなことを数学的に論理だてて整理するのって大事やなあっておもたけど、お話は中学生とかにぴったりなんかも…素数が世界を救うってのはなんとなく理解!
2021/08/14
aquamarine
中学2年5月に転入してきた宙は「数学で世界を救う」と、数学の力で何でも解決する「数学屋」を」始めます。隣の席の遥はある問題を数学で解決してもらい、その後数学屋を手伝うことに。最初は台形を二等分するようないかにも中学生という感じの問題と回答だったので、大人が読むにはちょっと…という感想だったのですが、その後恋愛不等式が出てくるころにはもうすっかり虜になって一気読みしていました。幸福度とか確率とか、なかなか楽しいです。中学生らしからぬ行動力も含め楽しみました。続編もあるようですので読んでみたいです。
2015/09/30
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