(057)長嶋茂雄を思うと、涙が出てくるのはなぜだろう (ポプラ新書)
(057)長嶋茂雄を思うと、涙が出てくるのはなぜだろう (ポプラ新書) / 感想・レビュー
bakumugi
テリー伊藤らしいキャッチーなタイトルだ。手に取っちゃったじゃないか。ようは徹頭徹尾長嶋茂雄への熱いファンレターで、多少暑苦しく読了した(失笑)。長嶋茂雄は野球のプロ選手である以上に、プロのエンターテイナーだ。ファンが求める長嶋茂雄を完璧に演じている。だから魅せられ、熱くなるのだ。1人の陽のパワーが時代を牽引する、そんな長嶋茂雄的存在が漠とした不安に包まれた現代日本にも出てきて欲しいが、突出した個が生まれにくい日本、その望みは残念ながら期待薄だ。
2015/04/17
anken99
なんといってもタイトルが言い得て妙。そんな気持ちに、多くの人たちがなっているはずである。本書では、テリーさんの長嶋愛が炸裂する。「長嶋は太陽である」という定義は、紛れもない事実だろう。偶然ではあるが、先日、近所の神社でミスターに遭遇した。そのとき感じたのは、まさに「長嶋は太陽である」だ。病気の後遺症は確かにあったわけだが、そこにいたのは、いつでも満面の笑みをたたえ、ファンを誰よりも大事にするエンターテイナー、長嶋茂雄そのものだった。そんなこともあって、テリーさんには共感。あっという間に読み終えてしまった。
2015/06/06
おせきはん
テリー伊藤氏による長嶋茂雄賛歌です。ファンのために「ミスター」を演じ続けている長嶋氏のご努力には頭が下がります。長嶋氏の明るく前向きな生き方は、見習いたいと思っても徹底できず、だからこそ憧れの存在となるのでしょう。
2015/04/20
湘南☆浪漫【Rain Maker】
テリーさんと世代間のギャップがあるので、共感できない部分は仕方ないかな…。 自分は現役時代はもちろん見ていないし、監督時代でもメイクミラクルの時だから。
2018/06/25
ハッシュドビーフ
燃える心と冷静な心を制御できる人がプレッシャーに勝つ。たとえ愛娘でも、子どもに容赦しない。嫌なことがあっても、家では明るい父親である。
2016/07/17
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