(P[こ]3-8)一鬼夜行 雨夜の月 (ポプラ文庫ピュアフル こ 3-8)
(P[こ]3-8)一鬼夜行 雨夜の月 (ポプラ文庫ピュアフル こ 3-8) / 感想・レビュー
ゆかーん
『エピソード0』。吉蔵に出会う前の逸馬との物語。猫たちにとって、猫股になる事は憧れでもあり自慢でもあること。三兄弟の次男坊である小春も、猫股になるため奮闘します。しかし、その方法が残酷すぎ…。可愛がってもらっていた主の首を切り、それを許と共に食らうという現実。主の首を切るなんで簡単だと言っていた三兄弟でしたが、人間に情を寄せてしまい殺せなくなる姿が切ないです…。小春も人間を殺せずに苦しみますが、逸馬の優しい言葉によって救われたのでホッとしました。この話が、後々の吉蔵と小春は出会いに繋がってゆくようです。
2016/05/10
はにこ
小春三兄弟の話。猫又になるために心を通わせた飼い主の首が必要に。それぞれが悲しい経緯の飼い主で心が痛かった。うちの猫達もこんな風に私を大切に思っていてくれたら良いんだけどな。最後のかわその話、良かったなぁ。獣達の心の優しさにホロッとした。
2021/10/12
み
さくさくと♪猫又になるのは大変だ。シリーズ第二部は小春の兄弟の出番が多いのか?あたしは、小春と喜蔵さん中心のままがいいなぁ(^.^)
2015/10/02
nana
図書館:シリーズ物なのですね(^◇^;)本編を読んでないので、繋がりは分かりませんが、単独の物語として読めました。猫股ってそういうものなのか、切ないお話。
2017/07/06
うさっち
小春の過去を描く番外編。猫股を目指す小春とその兄弟達に与えられた試練が残酷で切ない。
2016/03/08
感想・レビューをもっと見る