英雄の書
英雄の書 / 感想・レビュー
徒花
脳科学に基づいた自己啓発書。内容は薄め。著者のアツい思いは文章の端々から伝わってくるきて、英雄たらんとする読者(と自分の息子)に向けてメッセージを届けているのだが、いかんせんちょっとそのアツさが自分のなかでは上滑りしてしまうようで、なんかあと一歩の「深み」みたいなものが足りなかったように感じる。デザインとか狙いは嫌いじゃないけど。
2016/08/11
みっくん
自己啓発本て買うのに勇気がいると思う。。。『あ。英雄になりたいんだ。』とか、嘲笑されてるんじゃないかと思ってしまう時点で英雄からは程遠いw 失敗、孤高を恐れず自尊心、使命感を持っていざ英雄に!!でも、英雄って何か寂しい。まぁそんなこと眼中にないのだろうけど。。。
2016/01/16
naji
最終章の餞についてだけでも、深く胸の奥へと刺さる内容であった。ヒトって、本当に良くも悪くも思い込みの生き物であり、自己意識外の柵に大きく影響しているのだと、つくづく思い知らされました。ただこれらを踏まえ、受け流すのか利用するか、これもまたその人次第であろう。最後に、読後感は本当に温かく包み込まれる優しさと清々しい気持ちでいっぱいになるだろう!!
2016/02/27
R
ちょっと疲れてきたくらいの新社会人に読ませたい本でした。タイトルは仰々しいものの、内容は一人の人間として立っていく気概や、心持を語る内容で、鼓舞するものでした。他人を責めずに自分を省みる、失敗を恐れない、他人に流されないと、全部杓子定規に守るとこれまたよろしくないと思うけど、この気持ちがまず大切だと感じました。割と普通のことが書いてあると読めるんだけども、実際やるのは根性が必要な、人生の背骨を作る本だったと思います。
2016/04/25
Carlyuke
好きなタイトルであり, 読まなくちゃと思ってしまう言葉である「英雄」が含まれている。以前発売時に気になってはいたが今回読むタイミングがあった本。内容に対するイメージは全くない状態で読んだ。やったりやられたりという闘いの段階になると, ヨーロッパ人は「さぁ, 狼の口の中へ!」という言葉で戦闘態勢を表現するとか。自己実現や個性化を達成するための脳科学からの観点からの提言。失敗を肯定的なものとして捉えること。思い込みでかまわないので自分の譲れないポリシーを貫くこと。最終章, 餞の章は心の繊細な部分に届いた。
2017/08/29
感想・レビューをもっと見る