花咲小路二丁目の花乃子さん
花咲小路二丁目の花乃子さん / 感想・レビュー
紫 綺
花咲小路シリーズ第3弾。今回の舞台は二丁目の花屋「にらやま」。花言葉の魔法(?)がキーとなる ファンタジー要素満載のソフトサスペンス。読んだ後、こころがふんわりする癒し系な物語。
2015/12/09
へくとぱすかる
めいちゃんを視点にして、周囲にとっては、ちよっぴりもどかしい恋の展開。めいちゃん自身は、厳しい冬の学校生活から、何とかオアシスにたどり着いたかな。まだまだ若いんだから、未来を幸福なものにしてほしいと思う。試験も通るといいな。悪い人が登場しないので、物語がより穏やか。「四丁目」「一丁目」を読んでから思うと、やや物足りないけど、ハッピーエンドに賛成。
2019/05/29
KAZOO
小路さんのシリーズ3作目なのですが、前の話を忘れてしまっていました。まああまり関係はないのですが、この話も最近の若い人向きなのでしょうね。花屋さんに入った高校をでていないで大学受験資格を取ろうとしている子を語り手としてその花屋の3人の姉兄弟が話を進めていく感じです。いろいろ事件らしきものがあり最後はうまく収まりがつくのですが、花言葉がキーワードになっていて楽しめます。
2017/04/30
Mumiu
「♫わたしは花の子です 名前はかのこです 花咲二丁目で 花屋をやってます」。これまでの主な登場人物も活躍してます。お店に訪れた町のちょっとした声なき声を見つけて、情報を集めて、ちょっと魔法をかける。語り部のめいちゃんが可愛らしい。やっぱ絵地図がほしいですね!「花咲小路ガイドブック」なんてのもいい。1日限りのイベント的にあっても素敵かも。
2016/01/20
たんぽぽ
花咲小路シリーズの3作目。いかにも小路さんらしく、前向きで善意の人達ばかりが登場する。優しすぎてしまうきらいはあるけどね。やっぱりセイさんが素敵、こんなおじいちゃまにお会いしたい。
2015/09/27
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