ナゴヤドームで待ちあわせ
ナゴヤドームで待ちあわせ / 感想・レビュー
chimako
あー、面白かった!中日ファン、良いなぁ。東海地方出身者は子供の頃から中日の試合をラジオで聞き(今ではテレビで毎試合観られるが)、その結果に一喜一憂。阪神ファンと比べるとそのユルさが独特の愛情表現となってぬるま湯に浸かっている様で心地よい。5編中2編、あの1994年10月8日の試合を題材とする。全く残念だったと中日ファンなら(例え阪神ファンであっても)誰もが思う世紀の一戦。ドアラの目線で1つ、「こうなったら良かった」が1つ。どの話にも作者のドラゴンズ愛が溢れしみじみしてしまう。中日ファンにも野球ファンにも。
2016/08/20
みかん🍊
熱狂的なドラキチという程でもなく2.3年に1度行くかくらいですが、野球観戦や子供のリトルリーグの試合の開会式、ライブなど東海地方に住む人間にとっては身近なナゴヤドーム、地下鉄の駅からドームへの選手達のパネルやドームへ向かう道のあの連帯感ザワザワ、ワクワクした高揚感が好きです、そんなドラゴンズ愛タップリの5編、往年の名選手の実名や10.8の1戦も描かれ、選手に自分の人生を準えた人生ドラマ有り、ドラファンもそれ以外の野球ファンにも楽しめる1冊でした、そして10.8の決戦の時球場にいたルーキーは彼だった。
2016/08/22
takaC
ドラゴンズ贔屓だったことは一度もない自分だけどこの解説も含めて完成度の高い一冊はとても気に入った。手元に置いておきたい。
2017/06/14
やこ´•ᴥ•`
中日ドラゴンズに纏わる短編集5編+解説。---愛知県に生まれ30年住んだけれど、特にドラゴンズファンではない私。でもこの短編集、とても良かったです!面白いかったり、うるっと来たり。ドラファンにはたまらないんじゃないかなー。義父はジャイアンツファンで、試合中継とかでドラゴンズ貶されると地味にイラっとする(笑)。父は隠れドラファンで、試合に負けた日は何気に機嫌悪かった。こんな私でも、ナゴドに数回観戦に行ったことあるんです。ドラファンってこういう感じの人が多いのかも。解説の大矢さんもすごく面白かった!
2017/08/17
あん
ジャイアンツのファンですが、全プロ野球ファンにおすすめしたいと思えるアンソロジー。中でも「マサが辞めたら」がお気に入り。山本昌が引退したら演劇を辞める、と周囲に言ってきた昌さんと同い年の和菓子職人の話でしたが、ドラゴンズファンにとって昌さんがどれだけ大きな存在だったかがわかる気がしました。プロ野球って本当に面白いです(´∀`*)
2017/07/29
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