([ま]1-6)今ごはん、昔ごはん (ポプラ文庫)
([ま]1-6)今ごはん、昔ごはん (ポプラ文庫) / 感想・レビュー
いつでも母さん
毎夜、眠りに就く前に少しずつ読んだ。豊かな食生活とはこういう方の事を云うのだなぁと。それもそのはずご実家が京都の日本料理屋とのこと。カバーの太巻きに誘われて・・だったが、食べたくなってしまうものが多く、眠る前に読む本ではなかった(笑)季節の事、昔の事など、食に纏わる諸々、楽しく読んだ。食べることは生きること!を感じて読了。それにしても、『馬のタテガミ』一度食べてみたいなぁ。
2017/06/11
kinkin
「今朝子の晩ごはん」と題したブログを運営している京都出身の著者。料理番組のレシピ本に掲載されたエッセイをまとめた本。関東と関西の食の違い、季節の料理について、タイトルにあるように今と昔のごはんについて。甘味のこと。食の色のことなどが紹介されている。日本という国は土地でとても違いがあると思う。隣の県いや県内でも味付けや料理がぜんぜん違う時がある。当たり前だと思っていて驚くことも多い。東西では尚更だろう。どのエッセイも長くなく昔懐かしい味のことも書かれていて楽しむことができた。図書館本
2021/03/01
真理そら
著者は京都祇園の料理屋のお嬢さんなのであれこれおいしそうなものが登場する。関西風と関東風の違いや時代による食材の変化など楽しく読んでたのに、読後はイナゴの串焼きやらアリ入りチョコレートやらのインパクトが強すぎて困ってしまう。
2021/04/29
菜穂子
ご実家が京都の料理屋さんと。小さい頃から身に付いた本物の料理、食材の選び方やお料理の知識。関西と関東の料理の違い。色の種類は目からウロコ。茶色、お茶の種類や焙煎の違いから来る微妙な色合いの違いなど、お料理から得られる知識だったとは。
2018/08/31
コジ
★★★☆☆ 食について勉強になったエッセイ集。流れるような文章が読んでいて心地よかった。関東/関西の食文化の違いはどんなに物や情報の東西交流が進んでも意外と知らないことが多いと再確認。食べ物の名を冠した「色」のあれこれエッセイは、これまで読んだ食エッセイにはない斬新な切り口で面白かった。それでもやっぱり一番読み応えがあったのはスイーツ関連の話。それにしても京都出身の著者だけに京野菜にこだわりがあるのはわかるが、何かにつけて賀茂茄子が登場するのは何故だったのろうか?
2017/11/17
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