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ママの人生

ママの人生

ママの人生

作家
和田裕美
出版社
ポプラ社
発売日
2016-11-08
ISBN
9784591152416
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ママの人生 / 感想・レビュー

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やも

前半で受けた印象が読み終えてからガラッと変わった。家族や人付き合いの色んな形。大人になってから気づく、あの時の大人の気持ち。ネグレストとも思える描写に最初戸惑ったけど、ママも一生懸命だったんだ。その代わりにママはいつも人生の杖になるような言葉をくれていた。いつもどんな時も全肯定してくれて、生きるアイテム【自信】をくれた。大人になってもね。好きな人が、誰よりも自分を大切にしていいって、欠点も含めてそう言ってくれる。幸せなことだよね。泣き笑いの真っ直ぐさを持つ登場人物達が愛おしい。★4.5

2022/11/26

りんご

娘から見たママの人生。自由奔放で恋愛し放題で失敗も多い。その辺言及しちゃうとちょっと文句言いたくなっちゃうからお口チャック。じゃんじゃん時が経つ。娘の私は小学生→思春期→大学生→社会人になる。もちろん家族みんな時が経つ。【「わたしはすばらしい」と思わせてくれるかどうかや】これは非常に大切なことですよ。こう思えるように子を育てたいし、周りもそうあってほしいし、もちろん自分もそう思っていたい。

2023/10/04

どぶねずみ

ここに出てくるママは、恋愛体質で母親としてはどうしようもない人間だ。どこか私の母に似ているところがあるのに、でも陽気で憎めないところが娘たちに慕われている。そんな性格は辛いことも乗りきれそうな勢いがある。娘目線で書かれているから、ママの辛かったことにはほとんど触れていないが、ママはママで過去の苦労から辛いときの乗りきり方を覚えていったに違いない。何だか子ども時代の貧乏生活をまた思い出したな。でも、ママは自分の納得した人生を送れたと思う。泣けるお話だった。

2019/08/08

b☆h

おすすめされた一冊。読み始めてすぐ『娘に嘘をついて娘の裸を写真におさめる母親』に嫌な予感がしたが、予感は当たらず母親なりに娘を愛す姿が娘の視点で描かれていた。私は保守的な考えで、自由奔放な生き方に憧れながらもなかなかそうはなれないタイプだから、理解も出来ないし共感もできなかったけど、こういう人がいることはわかっている。娘が達観していて、ママを大好きなのが痛々しくもあり救いでもある。それでも幸せだと感じる想いを否定することは誰にもできない。一歩違えば虐待になる行動も多く、複雑な想いを抱きながら読み終えた。

2024/05/18

テクパパザンビア

面白かった、面白かった。うれしい言葉は二回続けていうのがええの…に納得。本の帯の板尾のコメントに騙されて良かった。こんな男前のママのおるスナックで楽しくアホみたいに飲んでみたいなァ〜!。

2017/03/19

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