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ショダチ!: 藤沢神明高校 でこぼこ剣士会 (ポプラ文庫 む 2-3)

ショダチ!: 藤沢神明高校 でこぼこ剣士会 (ポプラ文庫 む 2-3)

ショダチ!: 藤沢神明高校 でこぼこ剣士会 (ポプラ文庫 む 2-3)

作家
向井湘吾
出版社
ポプラ社
発売日
2017-04-05
ISBN
9784591154564
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ショダチ!: 藤沢神明高校 でこぼこ剣士会 (ポプラ文庫 む 2-3) / 感想・レビュー

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mae.dat

「お前、凸凹してるな」『ショダチ!』とは、初太刀と湘南友達のダブルミーニングなのかな。やっぱり違うか。中学生の時に剣道を挫折した慧一くんが、高校でもう一度剣道に開眼して、再び挑戦する青春小説。と言うのもね、剣道に得意という設定のパズルと共通性を見出してね。「へぇ」と思いましたよ。著者の向井さんは有段者でもあるそうで、荒唐無稽な話ではないのでしょうね。考えた事も無かったですが。剣道の試合は脳内再生を試みましたが、全く違っていそうに思えて。もっと臨場感を味わいたかった。それはこちらの経験、知識不足に依ります。

2023/04/02

三代目 びあだいまおう

弱点は個性だ!スポ根と青春という私にとっての二大涙腺刺激薬を掛け合わせた処方。困る!そのせいで何度も視界が滲んだ。しかも著者自身が深く関わっていた『剣道』がテーマだからリアルな描写で読みやすい!誰しも持つコンプレックスや過去、それに悩むより己の個性と認め仲間と補い合う!まさにチームはパズル!全ピースが異なり、違う個性が集まってチームとなる!凸と凹!著者の頭が良すぎるせいか場面展開が唐突過ぎて、思考で埋める作業を要し何度か困惑したが個人的には好き。登場人物全員が好印象って珍しいけどライトで面白かった‼️🙇

2019/07/19

mocha

藤沢神明高校剣道同好会「でこぼこ剣士会」道場の扁額に書かれた文字は「一長一短」。短所を長所で補い、弱点を武器に変えて剣道に打ち込む爽やかなスポーツ小説。濃密な試合の描写と、ひ弱なパズル少年が論理的に作戦を練り、少しずつたくましくなっていく姿が良い。ただ、それぞれの背景が少々わかりづらいし、この先悲しいことが待っているのがやりきれない。嬉しいこと辛いこともでこぼことやって来るんだな。

2017/10/10

よっち

パズルが好きな貧弱高校生・慧一が、隻腕の剣士・龍心に連れていかれ「でこぼこ剣士会」なる剣道同好会に加入し、本当の強さに向き合っていく青春小説。好きだったのに弱くて周囲に迷惑をかけたくないという思いから剣道を辞めていた慧一。同好会のメンバーはひとくせあるメンバーばかりで、著者さんらしい切り口でそれぞれのエピソードを絡めつつ、悩みながらも逃げずにきちんと向き合い乗り越えようと奮闘する姿勢は好印象。その後登場人物たちがどうなったのか少し気になりましたが、成長して認められてゆく結末はなかなか悪くない読後感でした。

2017/05/08

takaC

剣士ではない自分が読む分には面白い。

2019/08/22

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