クマと森のピアノ (ポプラせかいの絵本 57)
クマと森のピアノ (ポプラせかいの絵本 57) / 感想・レビュー
美紀ちゃん
うっとりするほど絵が良い。スターの地元凱旋の話。地元で受け入れてもらえるのかわからなくて怖いのかもしれない。BLUE ENCOUNTが地元の熊本で始めてライブをする時にそう言っているのを思い出した。地元は温かい受け入れ方をしてくれて、その感動は、経験した人にしかわからないのかも。新聞の切り抜きやグッズ雑誌のページなど、自分に関連するものがたくさん飾られているのは、ホントに涙が出るほど嬉しいはず。愛を感じる。スターに送りたい絵本♬
2019/03/15
MI
クマのブラウンは森で不思議なものを見つけました。触ると音がするもの。はじめは触るだけ、気になって毎日少しずつ触っているとメロディになっていくのがわかりました。ブラウンはピアノに出会いました。クマがピアノを弾いていると噂になり、ブラウンは街でピアノを弾くことになりました。人気者になり、毎日拍手喝采を浴びるけど、何か寂しい。クマのブラウンの最後はとても温かい物語。
2023/09/29
ままこ
ポロンポロン♬表紙のピアノを弾くクマの表情が良い。こぐまの頃森で見つけたピアノ。素敵な音に導かれここじゃないどこかへ行ってみたいと思うようになる。森を出て街でピアニストとして成功するのだけれど…。温かく優しさに包まれた絵本だった。
2018/01/21
yanae
お気に入りさんのレビューを読んで手にした絵本♡素敵な絵を描くデイビットさんはこれがデビュー作のよう。そして、訳が俵万智さん~♡素敵すぎる。森でふしぎなものを見つけた熊のブラウン。さわってみると素敵な音が。ピアノとの出会い、町での成功、そしてかけがえのない仲間たち。最後はうるうるしました。素敵な絵本でした♡
2019/04/04
ケロリーヌ@ベルばら同盟
なんともほのぼのとユーモラスな絵画と、俵万智さんの翻訳から、温かく軽やかなピアノの音が聴こえて来るような、素敵な読書時間を過ごしました。出会い、旅立ち、挑戦、郷愁。幼い者の夢を後押しする社会、愛情を持って見守る家族、故郷の理想的な姿。森の動物たち、都会のコンサート・ホールを埋め尽くす聴衆たち、どちらもクマのブラウンの演奏に至福の表情を浮かべています。美しく繊細に描かれた絵本を、隅々まで堪能しました。
2020/03/17
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