(133)鉄道会社がつくった「タカラヅカ」という奇跡 (ポプラ新書)
(133)鉄道会社がつくった「タカラヅカ」という奇跡 (ポプラ新書) / 感想・レビュー
nadaha
タカラヅカは阪急電鉄の新規事業として作られてから百年以上の歴史がある劇団である。ジャニーズにしてもハロプロにしてもAKBにしてもそうだけど、グループとして一つのショーをするという事は集団のテーマが必要なんだなぁ。ちょっと前に読んだ本で芸人達が戦後にテレビの波に飲まれて消えていったというのを読んだけど、タカラヅカもそうなってもおかしくはなかった。それを乗り越えたのはブランド力と、観客を惹きつけるための考え方なんだろうなぁ。関西に長く住んでいたのに結局見に行かなかったなぁ。
2018/11/30
KBOSN
再読本。タカラヅカ以上にファンを巻き込み、味方として活用する能力が高いエンタメ組織は無いのでは。「清く正しく美しく」精神がファンにも根付いている(むしろそこに魅力を感じている)のは尋常ではない。
2019/07/16
yutusbochan(yasuhiko.utsubo)
タカラヅカとタカラヅカファンのことを知らない人にとって、ありがたい入門書でした
2019/02/02
Kentaro
ダイジェスト版からの感想 宝塚歌劇団には「宝塚音楽学校」で学んだ生徒だけが入団できるが、音楽学校を卒業して劇団に入ってからも「生徒」と呼ばれ続ける。 タカラジェンヌ(※宝塚歌劇団の団員の通称)は「タレント」ではなく「生徒」である。だから、タレントのようにファンに消費されるのではなく、ファンからも見守られ、育てられる存在だ。 劇団自らが所有する宝塚大劇場と東京宝塚劇場では、週1日の休演日と上演組が交代する数日間を除いたほぼ毎日、公演を開催。東京宝塚劇場ではこの10年ほど客席稼働率ほぼ100%を記録している。
2018/03/08
Humbaba
その時の公演ではなくて、将来も見据えたキャスティングをする。現時点での最高のキャスティングにならなくても、それによってレベルアップすることが見込まれるのであれば客側もそれを受け入れる。そのような関係ができているからこそ、タカラヅカが長期に渡って存続し続けられる。
2017/11/20
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