ジャック・オー・ランド: ユーリと魔物の笛
ジャック・オー・ランド: ユーリと魔物の笛 / 感想・レビュー
☆よいこ
児童書。イラストが多くふりがな有り、低学年から読める▽ハロウィンにぴったりな本▽昔、人間たちも行き来して仲良く暮らしていた魔物の街は、今は暗い街。街のぬしであるジャック・オーの宝を人間が盗み出してしまってから、ジャック・オーは疑り深く心を閉ざしてしまった。「うたがいのふきだまり」と呼ばれる澱んだ空気で麓の村では子供が病気になってしまう。幼馴染の少女を病気から救うために、少年ユーリはジャック・オー・の最後の宝を取りに行く。ユーリは魔物のコブと友だちになるが、ジャック・オーは人間と魔物の友情を信じない。
2020/10/27
深青
優しい物語。可愛らしい絵と一緒に楽しめると思います。
2017/12/07
きのこ
「おいらたち、ひとりぼっちなかまだな!」(p.45)
2019/03/12
dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない
呪いによって眠り続けるエル。救うには魔王の持つ魔物の笛が必要です。しかし、魔王はその昔人間に騙され心を閉ざしてしまったのです。魔物に変装し途中で出会ったコブと共に城に向かいますが、果たして笛を手に入れられるのでしょうか? *** 図書館の絵本の棚より。「うたがいのふきだまり」に触れてしまい、眠り続ける呪いをうけてしまったエル。幼馴染の彼女を放っておけず、救うために奔走する少年ユーリの物語。主人公の『ユーリ』もゴブリンの『コブ』も魔王の『ジャック・オー』もすべての登場人物が魅力的。
2020/06/07
いちの
ハロウィン誕生の物語、心に沁みました。街並みのイラストがきれい。
2022/03/20
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