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([こ]6-1)おとめの流儀。 (ポプラ文庫)

([こ]6-1)おとめの流儀。 (ポプラ文庫)

([こ]6-1)おとめの流儀。 (ポプラ文庫)

作家
小嶋陽太郎
出版社
ポプラ社
発売日
2017-12-05
ISBN
9784591156858
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([こ]6-1)おとめの流儀。 (ポプラ文庫) / 感想・レビュー

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よっち

中学1年生になったさと子が入部したのは、部員不足で廃部の危機にさらされたなぎなた部。何とか廃部を回避したさと子たちに部長の朝子さんから部の目標が「剣道部を倒す」であることを告げられる青春小説。最初はどうにも掴みどころのない朝子さんを筆頭に、同級生の仲間たちにも振り回されがちだったさと子。そして打倒目標に掲げられた剣道部員たちと朝子さんの因縁。部員たちはそれぞれに戦うための理由があって、思うようにいかないこともたくさんある中で、それでも向き合って何とか乗り越えようと奮闘する姿にはぐっと来るものがありました。

2018/01/24

nemuro

中学1年生になったさと子が入部したのは“なぎなた部”。しかし、なぜか部の目標は「剣道部を倒す」こと。武道ということで、誉田哲也の<武士道>シリーズが頭をよぎったが、だからどうということではなく、これはこれで良かった。こういうグッとくる青春小説を読むと、すぐにテレビドラマ化(連続ドラマではなくて一話完結で)を期待してしまう私だが、中学生だとさすがに配役は浮かばない。かといって、ストーリー的に中学1年生ゆえに成り立っている部分も感じられ、安易に高校の部活に変更もできず、う~む。なぜか勝手に悩んでみる。

2020/08/12

山本真一郎

読了。完全に初読み作家。以前から「あさひなぐ」という漫画が少々気になっている事もあり、本屋で見かけた時に何と無く読んでみようと思った。主人公は中学1年生の少女。彼女がなぎなた部に入部しようとするところから物語が始まる。ストーリー自体は至ってシンプル。然程の起伏もなく淡々と進む。逆にこれだけ淡々としていながらよくこれだけのページ数に出来たな、と妙な事に感心する始末。とは言え十分面白かったし、読み終わった後はホッと暖かくなる。中学生らしい「おとめの流儀」に気が付いた主人公と共にストーリーも綺麗に締まっていた。

2018/02/24

Koning

青春もの。一昔前ならコバルトか旺文社文庫とか?あまりに王道過ぎる感じに始まるけれど、聡子の家庭の事とか、通報待ったなしの競馬おじさんとか、いい味の出てる隠し味が効いてて楽しく読めます。

ココ

夏は、青春物を読みたくなる。舞台は、中学の「なぎなた部」。1年生のさと子は、ちょっと頼りない母との二人暮らし。公園で出会う浮浪者風のおじさんとの絡みや、父親捜し、イケメンコーチややる気のなさそうな顧問教師など登場人物は、多キャラ。楽しめた。

2024/08/09

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