ノー・ディレクション・ホーム: ボブ・ディランの日々と音楽
ノー・ディレクション・ホーム: ボブ・ディランの日々と音楽 / 感想・レビュー
田中峰和
本人がどれだけ望んでいたかはわからないが、ノーベル文学賞受賞はディラン神話の一部でしかない。故郷ヒビングと両親から逃れるためだけにミネソタ大学に進学したボブは、馴染めないまま退学、ガスリーに会うためヒッチハイクでニューヨークを目指した。記者たちを気まぐれな対応で煙に巻くボブの生き方を嫌悪する者も多い。乗せてくれる車を探し公道を歩く姿を見た者もいれば、高速バスでチケットを買う姿を見たという者もいた。ディラン自身が取材嫌いで、本書の記者シェルトン以外には本心を話さなかった。若年期のボブが神話として語られる。
2018/10/05
Copper Kettle
まずはその厚紙のボックスに入った分厚い姿が圧巻。生い立ちから1978年までを追った全839ページ。読みかけ中はリビングに置いていたけど、家人から邪魔くさいとの苦情が出るレベル。 そして値段も圧巻。ファン必携の書であることは間違いない。
2018/12/04
Toshihiro Yajima
P15 15行目 「ボブ・シェルトンは音楽批評のすばらしさを体現していた・・・」と出てきますがロバート・シェルトン が正しいのではないかと思います。 P584 右から3行目のかぎかっこ " 」" 位置が違うところあり。 P625 1行目 P629 12行目 p630 最終行 「 」内の " ボブ " はロバート の間違いじゃないでしょうか ? 三か所ともボブディランが ロバート に話しかけている。 と、翻訳ミスが目立つ。 訂正してくれんのかな?
2018/09/25
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