そしてぼくらは仲間になった
そしてぼくらは仲間になった / 感想・レビュー
うとうと
『ズッコケ三人組』40周年記念企画。"三人"の友情をテーマに描かれた、5人の若手作家の短編集。/ そんな企画とは知らず、娘のお友だちに薦められて。 夏祭りの夜、偶然会った苦手なクラスメイトと一緒に迷子の面倒をみたり、スリを捕まえたりすることになる『夏のはぐれもの』がいちばん好き。食いしんほうのふとまきくんと、気が強いむすびちゃん。掴みどころがなく「ケケケ」と笑う住吉くんはちょっと妖怪っぽい。少し切ないラストも、夏休みに似合う。
2024/08/01
ケ・セラ・セラ
那須さんの「ズッコケ三人組」を愛する若手5人による短編集。タイプが違う、絶対友だちになるとは思えない、そんな3人がひょんなことで近い存在になる。表紙にもなっている「夏のはぐれもの」がテンポ良く楽しかった。「生きもの仲間」は息苦しく自分に無理して友だち関係を続けている子に読んでほしい。趣きは異なるが、それぞれ気持ちの良い読後感。作者さんたちの今後が楽しみ。
2019/07/12
まめもやし3
どれも本当に三人がすっごく仲良しなわけではなく、何かを通じて仲間っぽくなった話。どれも微妙に切ない。
2019/01/04
joyjoy
3人、だからこその関係。どれも面白かった。「生き物仲間」、マリンバでのトレモロ、自分にも聞こえてきそうだった。
2019/04/27
入谷 聡 (illy)
5年生たち、かわいすぎる!!みずすさんの表紙イラストでジャケ買いしたら大当たり。イチオシは虹山つるみさんの「生きもの仲間」。若手作家5人とも良い文体です。
2018/11/30
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