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この冬、いなくなる君へ (ポプラ文庫ピュアフル い 6-1)

この冬、いなくなる君へ (ポプラ文庫ピュアフル い 6-1)

この冬、いなくなる君へ (ポプラ文庫ピュアフル い 6-1)

作家
いぬじゅん
出版社
ポプラ社
発売日
2019-02-05
ISBN
9784591162156
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この冬、いなくなる君へ (ポプラ文庫ピュアフル い 6-1) / 感想・レビュー

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相田うえお

★★★☆☆20022 会社勤めの女性が主人公。押し潰されしまいそうな過酷な毎日でネガティヴになっている彼女。キツイですねぇ〜。どうにもやりきれません。読んでて心が痛くなる思いでした。そこに突然現れた男性(自称守護神)!彼の助言で少しずつ運命が変わっていきます。ラストは若干あっさり気味でしたけど、面白いストーリーでした。(テセウスの船系かな?)本作品の付箋は『どんなにベストを尽くしたとしても後悔は生まれる。何が正しいなんて誰にも分からない。自分が選んだ道を正しい道と思える様に視点を変えればいい』なるほど。

2020/02/29

itoko♪

NetGalleyのゲラにて読了。2月5日頃発売予定。読了後あたたかな優しい涙が溢れてくる作品でした。人は生きていく間に、様々な選択や決断をしなければならない。その選択や決断は果たして正しかったのか、あの時にああしていれば…という後悔も沢山抱えて生きている。自分可愛さについつい独りよがりな考え方をしたり、大切な人を傷つけたりしていることもある。自分の過去を振り返る機会も与えてくれた作品でした。書き留めておきたい言葉とも沢山出会えました。安心して人に勧められる作品です。

2019/01/21

ami*15

職場での火事に巻き込まれて以来、毎年12月になると菜摘の前に現れる篤生という人物。毎年冬になると菜摘に死が迫ると言う篤生からの助言を頼りに結婚に関する友人の辛い悩みや両親の命と向き合っていく。特に私も菜摘のように家族が嫌だと思ってしまうことがよくあります。でもいつかは家族が病気になったり亡くなったりする時が訪れる。その時に後悔しないために身近な存在である家族との時間を日々大切にしていきたいと思いました。いぬじゅんさんらしさもあり、書き続けた日記で繋がった菜摘と篤生の絆が心に沁みる良作でした。

2019/02/27

よっち

仕事もプライベートも冴えない文具会社勤務の生久田菜摘24歳。ひとり会社で残業をしている時に火事に巻き込まれた彼女が、救ってくれた謎の男・篤生と出会ったことで人生が変わり始める物語。毎年12月に現れる篤生からのアドバイスと彼女の死を回避するための試練。何事にも消極的だった菜摘が向き合うようになった仕事や友人たちの悩み、母や父のこと、そして気になる相手のこと。後悔しないように精一杯頑張ったことでいろいろなことが変わっていって、自分次第で人生もいかようにも変えていける大切さを改めて教えてくれた素敵な物語でした。

2019/03/07

アズマ

優しい話でした。友人や家族と向き合って少しずつ変わっていく姿がよかったです。

2020/02/16

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