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神さまの貨物

神さまの貨物

神さまの貨物

作家
ジャン=クロードグランベール
河野万里子
出版社
ポプラ社
発売日
2020-10-07
ISBN
9784591166635
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神さまの貨物 / 感想・レビュー

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starbro

2021年本屋大賞翻訳小説部門第2位ということで読みました。タイトルと貧しい木こりが登場するので、御伽噺か童話かと思いきや、ユダヤ人強制収容所、ホロコーストの時代の哀しくも美しい愛に溢れた小品、翻訳小説部門第2位も納得です。 https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008283.html

2021/04/24

けんとまん1007

ホロコースト。偽りのない事実。そこから生まれた希望の明日へのものがたり。幼子のいのち。これほど、愛おしいものはない。その存在は、人の心をほぐし、慈しみを生む力がある。

2021/02/01

fwhd8325

童話のような語り口で始まる。だがその内容は、戦争の、アウシュビッツの悲惨な歴史です。どんなに過酷な局面でも愛する心を失わなければと物語は教えてくれる。優しさと激しさを秘めた熱い物語だと思いました。

2021/08/29

モルク

家畜用の貨物列車に乗せられ収容所に向かうユダヤ人の父が窓から投げた双子のかたわれの女の子の赤ちゃん。その子を拾った森の貧しい木こりの妻。彼女はこの小さな贈り物に愛を注ぐ。次第に夫もこの子を慈しむようになる。ユダヤ人やホロコーストのことを、このようにおとぎ話風に書くと、すっと心の中に入ってくる。たくさんの愛ある物語の中で、深いテーマがあり、圧倒される世界観である。ページ数も少なく字も大きくて読みやすい。いろんな世代の人に読んでほしい一冊である。

2021/08/07

青乃108号

短い物語ですぐに読み終える事ができる。【夜と霧】の読後に続けて読んだので、読み物としての深みには物足りなさを感じた。

2021/12/04

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