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花咲小路三丁目北角のすばるちゃん (ポプラ文庫 し 4-10)

花咲小路三丁目北角のすばるちゃん (ポプラ文庫 し 4-10)

花咲小路三丁目北角のすばるちゃん (ポプラ文庫 し 4-10)

作家
小路幸也
出版社
ポプラ社
発売日
2020-09-04
ISBN
9784591167786
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花咲小路三丁目北角のすばるちゃん (ポプラ文庫 し 4-10) / 感想・レビュー

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ふう

高校を卒業したばかりの若さでも、駐車場経営で生活していけるような穏やかな町。そして、やさしい町の人々。いろいろあっても、知恵を出し合い助け合えばたいていのことは何とかなる、というお手本みたいな町です。こんな商店街が近くにあったらいいですね。1丁目の刑事さんも登場して活躍。亡くなった父親の魂が車に宿って話ができる…そんな不思議なできごともいっしょに楽しめる作品でした。

2020/11/24

カメ吉

このシリーズは『バンドワゴン』シリーズ同様にご近所同士のふれ合いや繋がりの大切さを謳ってますね。温かいエピソードや日頃の些細な出来事や謎を周りの人達と解決をしていくいつもの安心な物語でした。 今回の主役は花咲小路商店街の駐車場を営む高校卒業したての「すばる」クン。亡くなったお父さんの魂が宿ったシトロエンのバンの中で独り暮らし。しかし商店街の人たちに見守られながら明るく暮らす様は本当に温かくなります。近所付き合いも煩わしく感じられる最近のご時世には新鮮にも感じる理想のご近所さん達のお話でした。良かったです。

2020/10/09

ピース

花咲小路で起きる謎解きの話。亡くなった父親の魂がシトロエンに宿り、そのシトロエンで生活しているのがすばるちゃん。父親や町の人達に守られながら職場でもある駐車場で起きる謎を解いていく。そして最後の謎はちょっと驚いた。見事に伏線が回収された。このシリーズも続いてもらいたい。

2020/10/25

ひろまみ

前作から少し時間が経っていたが、直ぐに花咲小路商店街に以前起こった出来事や登場人物の背景が思い出せた。定番、という作品だからだろうか。主人公のすばるちゃん、すばるくんの方がイメージしやすかったかも。もう高校を卒業したのだから。ラジオから亡くなったお父さんの声。便利だ(笑)。ラジオになったお父さんを慕う教え子の話は良い話でした。最後に事件が発生。ハッピーエンドが約束されてるから安心。さて、次は何が商店街に起こるかな?

2022/01/06

sugar&salt

花咲小路商店街シリーズの5作目。商店街唯一の専用駐車場を経営する、すばるちゃんが主人公。すばるちゃんの家族はいないけど、瑠夏ちゃん家族や弦さんがいつも近くにいるし、商店街の人達も良い人ばかりで。小路先生の作品は基本悪い人が出てこないから読んでいて楽しいし、すばるちゃんのお父さんの魂が車に入り込んでいて会話ができるっていう設定も違和感なく読めるから不思議。

2021/06/22

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