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かがみの孤城 下 (ポプラ文庫 つ 1-2)

かがみの孤城 下 (ポプラ文庫 つ 1-2)

かがみの孤城 下 (ポプラ文庫 つ 1-2)

作家
辻村深月
出版社
ポプラ社
発売日
2021-03-05
ISBN
9784591169728
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かがみの孤城 下 (ポプラ文庫 つ 1-2) / 感想・レビュー

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ミカママ

多くの読み友さんたちご推奨のこちら、後半は一気だった。青春ファンタジーであり、ラストはどんでん返しの連続、良質なミステリーでもある。上巻で馴染みになった登場人物たちの、それぞれの悩みや事情が次々と詳らかになっていく場面、そして圧巻のラスト。映像で観てみたいような、そのままにしておきたいような。悩める(悩んでないティーンエイジャーなんていないと思うが)中高生にも絶対オススメの一冊。

2023/03/21

夢追人009

このレビューは全体を読み終えた後で書いておりまして、上巻で書いていない事を書きますね。こころは本当に繊細な女の子でご両親はとても辛抱強く娘を叱らずに長い間見守ってあげたなあと感心しましたね。もしこの物語で誰かが真実に気付いて鍵を見つけたら何かの願いが叶っただろうかと一瞬思いましたが、きっとそれは要らぬ心配で結局はこの結末しかなかったのだろうなと思い直しましたね。明らかにタイムパラドックスなのですが、ある重要人物の人生の進路が、この物語の最大のピンチの場面で仲間達に救われたからこそ成立しているのですからね。

2021/11/05

あきら

キャラクターの心情を丁寧に表現してあり、物語の世界に引き込まれました。 最後の最後まで驚きと感動があって、飽きさせない。 一気読みしてしまいました。

2021/03/22

けいご

誰かの悲しい記憶は時代が進めど変われど社会の何処かで作られそして積み上げられ続けるのだけれど、もしもその途中で少しでも光を見つけられたならそんな記憶もいつか誰かを悲しみから救う為の力に変えられるんじゃないかな?と言われた気がする1冊でした★小さくても少しでも光を与えられる人間(理解しあえる人間)になるには凄く凄く力不足だけれども人生まだ長げーんだから少しづつ近づけて行こうと思いました★誰かを想いやろうとする事は別の誰かの想いやりの気持ちを育む原動力になるからまずはそこからだね★

2021/05/05

よしのひ

明日も仕事あるが、気になってしまい時間気にせず一気読み。下巻始まってすぐの展開に、先行き不安を感じたが「3月」が凄かった。伏線が1つだけでなく次から次へと湧いて出てくるので、途中休憩できる間もなかった。きっと読みこぼれた個所もあるだろうから、そこは再読して発見したいなという喜びもあり。…違和感の正体は薄々感づいていたけど、それも裏切るような結びで「あぁ出会えてよかった」と思えた作品。さて明日からも頑張ろう。

2021/03/10

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