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9月1日 母からのバトン (ポプラ新書 227)

9月1日 母からのバトン (ポプラ新書 227)

9月1日 母からのバトン (ポプラ新書 227)

作家
樹木希林
内田也哉子
出版社
ポプラ社
発売日
2022-08-10
ISBN
9784591174630
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9月1日 母からのバトン (ポプラ新書 227) / 感想・レビュー

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たかこ

9月1日問題。2015年夏鎌倉市図書館のTwitterで、「学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい」。とあったのが、私がこの問題を知ったきっかけ。樹木希林さんが遺し、娘の内田也哉子さんが受け継いだ「子どもたちにできること」。内田さんの言葉の紡ぎ方が丁寧で優しくて、対談がまた素晴らしい展開になっている。志村季世恵さんの「底つき」の感覚に目から鱗が落ちた。「落ちたら落ちたで、底がちゃんとあるということを覚えているから、怖くない」「底をついたときの、あの足裏の感覚があるから大丈夫」

2024/08/30

けんとまん1007

9月1日が象徴すること。漠然としていたものが、クリアになり始めた。それは、その日に限らない。子どもたちに限らない。自分の周囲に思いを馳せる。自分の視点・視野・視座を考える。自分の眼の高さを考える。考えることは多いし、感じ取ることも多いが、まだまだだと思う。しなやかな強さのようなことを考える。自分が何ができるのか、そのきっかけを作れるのかを考える。そんな指針になる。

2024/09/27

みーなんきー

内田也哉子さんはさすが樹木希林さんの娘、生まれてこの方一対一で希林さんの感性のシャワーを浴びて生きてきたのだから、一般人とは話すことが違う。鋭い感性で、周りに臆することなく、堂々と発言する力は素晴らしい。本木くんが出会った途端に恋に落ちたのがよくわかる。魅力的な女性です。

2023/05/29

ふう

斜め読み。ロバート・キャンベルの話が面白かった。

2022/12/19

えりまき

2024(204)樹木希林さんの言葉。それを受けた娘の内田也哉子さんの対談集。9月1日は子どもと自殺が一番多い日なんだそう。「年を取れば、必ずがんとか脳卒中とか心臓病とかで死ぬんだから。無理して死なないでいい。」。「不登校新聞」編集長・石井志昂さん。不登校経験者・Eさん。バースセラピスト・志村貴世恵さん。日本文化研究者・ロバートキャンベルさん。子どもに限らず、すべての人が心穏やかに生きていける社会を望みます。

2024/07/23

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