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二木先生 (ポプラ文庫 な 17-1)

二木先生 (ポプラ文庫 な 17-1)

二木先生 (ポプラ文庫 な 17-1)

作家
夏木志朋
出版社
ポプラ社
発売日
2022-09-06
ISBN
9784591174869
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ジャンル

二木先生 (ポプラ文庫 な 17-1) / 感想・レビュー

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のいじぃ

読了。周りから浮いている併合グレーの高校生が自身をペドと自覚し成人向けの雑誌にロリ漫画を描いている担任を執拗に追い回しながら自身を確立させていく物語。読み手に問題として考えさせるよりも「多様性」という答えありきの上これでもかと詰め込んでくるため閉口せざるを得なくなる。また成人向けのロリ漫画を許しているのは出版社でありその言い分として同類のガス抜き、二次元だから何でもありと言う免罪符が存在する。見方を変えれば逆も然りだが。広一が自身を内省的だと言う割には反省もなく鬱積を一個人にぶちまける姿は不快感しかない。

2024/02/23

fwhd8325

ちょっと薄気味悪い小説です。でも、とても面白いです。ある意味、新鮮さが引きつけます。この物語がどのように決着するのかが楽しみでした。その点で言えば、一ひねりも二ひねりもあって、見事です。街中にこんな奴らがいると思うと、やっぱり薄気味悪いや。

2023/07/17

machi☺︎︎゛

浅井リョウさんの本によくある普通って一体何なの?みたいのを掘り下げて一つの話にしたみた。というような感想。お互いに秘密を抱えた男子高校生と美術の先生。爆弾を抱えながらのスリリングなやり取りや家にも学校にも安全な場所はない緊張感は読んでいてこっちまで緊張した。昔は普通という言葉を特に何も考えずにみんな普通に使っていた。今は自分が普通という言葉を使う度に何かしらの違和感を感じるけどこういう本を読むと少し答えがわかる気がする。

2024/02/18

みかん🍊

普通と違う変わり者といつも浮いていた広一は担任の美術教師二木先生の秘密を知ってしまう、均衡した駆け引きの中、小説を書く事を進める二木先生を信用していないながら書き上げてしまう、マイノリティを隠して上手に普通の皮を被って生きる二木と普通になれないが特別でもいたい広一、人は誰でも少しは普通の皮を被っているのかもしれない、自分を好きになる行動をとる、しかし他人を決して傷つけないそんな断固とした意志を貫く事が大切。

2024/01/30

はにこ

登場人物に好きなキャラが居なかった。むしろほとんど嫌い。主人公の田井中が周りから理解されないのはまだ良い。けど陰険すぎる。二木先生も別に魅力を感じない。いじめの描写には嫌気がさした。その後にもっと救いがあれば良かったけど、何かいきなり終わった感じ。

2024/05/08

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