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はみだしっ子 4 (花とゆめCOMICS)

はみだしっ子 4 (花とゆめCOMICS)

はみだしっ子 4 (花とゆめCOMICS)

作家
三原順
出版社
白泉社
発売日
1977-08-20
ISBN
9784592110248
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はみだしっ子 4 (花とゆめCOMICS) / 感想・レビュー

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天の川

「やっと終わり、そして始まる」と、光明を感じさせる終わり方だった前巻。そしてこの「山の上に吹く風は」。乗り合わせた銀行強盗、吹雪に閉じ込められた乗客たち…上質のサスペンスドラマが展開される中で起きたあの事件。いつも甘えん坊で天真爛漫なマックスが抱える大きな深い闇を知る。事件を抱えきれず壊れていくグレアム、皆を守るために自分を犠牲にしようとするアンジー。4人がどれほど互いを理解し、慈しんでいることか!グレアムのことを思い、あえてグレアムの手を離すアンジーの心の慟哭と別々の道を歩くことになる4人に思いを馳せる

2015/04/19

BUBI

引っ越し後、本棚に並べてたら読み返したくなった「はみだしっ子シリーズ」。4巻は全ての始まりとなる、とある事件が描かれます。大人になった今読むと、グレアムとアンジーが起きてしまった事件に対応しきれずに苦しむ状況がよりリアルに伝わってきます。昔、読んだ頃はどっぷり当事者になりきってたので混乱だけがあったな。サーニンも状況を打開したくて動かずにはいられなかったけど…自分の無力さに打ちひしがれる彼らの姿に胸が痛みます。互いにかけがえのない4人が離れ離れ。再会する次の5巻、6巻と合わせこの辺りはまさに名作です。

2015/11/03

tegi

ゆるやかに始まるのどかな遭難譚が、まさかこんな長尺の心理劇になろうとは。ぼくの苦手な饒舌さが正面に出てくるためやや疲れるが、リーダビリティは圧倒的。見事な伏線にも驚く。

2015/02/22

にゃー

これは設定からして傑作。もちろんガチミステリにはならないんだけどサスペンス盛り上げはかなり頑張ってる。このシリーズでこんな話とかすごすぎ。生存者数トリックも。そして物語は続く。

2013/12/02

まるか

はみだしっ子 4 山の上に吹く風は ISBNなし

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