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日出処の天子(3) (花とゆめCOMICS)

日出処の天子(3) (花とゆめCOMICS)

日出処の天子(3) (花とゆめCOMICS)

作家
山岸凉子
出版社
白泉社
発売日
1981-04-25
ISBN
9784592112334
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日出処の天子(3) (花とゆめCOMICS) / 感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

只今、日本文化論で仏教伝来と物部氏との戦いも描いている聖徳太子の縁起を描いた「聖徳太子伝暦」を習っているので授業で習った知識が多く、出てきて嬉しいです。でも物部守屋の前に木から逆さになって出てきて「私は血が見たい」と不気味に笑う厩戸王子は最早、ホラーだ・・・T-Tやはり、淡水から弥勒菩薩と称されながらも荒御霊を有しているということになるのだろうか?そして兄弟好きな私としては、毛人と厩戸皇子の関係性よりも、とある確執を抱えた兄弟らしい(?)淡水と調子麻呂の関係性の方に心惹かれます(笑)

2013/12/06

ツキノ

大のおとなが14歳の厩戸の王子の真意をさぐる。格のちがい等々あれど、尋常ではない。その他の王子たちの凡庸さが目立つ(そのように描かれているわけなんだけど。「ふかしたて肉まん」とかw)

2016/09/30

蘇我氏と物部氏の戦いの巻。逆さ吊り状態の王子が、眼前で不気味に笑いながら木の茂みから飛び出してくるんですから、あれは老人でなくても心臓発作を起こします。ちょっと物部氏の死に方に同情しました。毛人は、改めて王子の能力に恐れおののき、王子の心を傷つけることになるのですが、彼の場合、(あれだけ巻き込まれたくせに、何を今さら・・・)という気がしなくもありません。

2013/06/09

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