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日出処の天子 (7) (花とゆめコミックス)

日出処の天子 (7) (花とゆめコミックス)

日出処の天子 (7) (花とゆめコミックス)

作家
山岸凉子
出版社
白泉社
発売日
1983-11-23
ISBN
9784592112372
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日出処の天子 (7) (花とゆめコミックス) / 感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

毛子と一緒に雨乞いを起こすことができたのに当の毛子は布津姫のために手を貸しただけに過ぎないと気づいて涙を零しながら決意を固める皇子が切ない・・・。そして布津姫の本当の気持ちを尊重し、罪を背負ってでも姫の願いを叶えようとする白髪女の忠義にも涙せずにはいられない。皇子の企ても不確定要素となった、間接的に関わった人々の想いや思惑を計算に入れることはできなかったという皮肉が印象的でした。唯一の和みどころが目を合わせただけで満ち足りる調子麻呂と善心尼の健気さかな。

2014/01/15

ツキノ

いちばん盛り上がる巻。主題のすべてがこの巻にあり。

2016/12/16

布都姫と毛人の逢瀬を白髪女が企て、そのことが刀自古に知られた時から、恐らく彼女ならやるだろうと思っていたことが、起きてしまった。実の兄と契る。私は、初読(10代)の時も、刀自古を特別に変だとは思わなかったし、そこまで思いつめた彼女が可哀想だった。大姫が、厩戸王子を予想以上に好きだったことにもびっくりしたけど。今改めて読むと、布都姫も薄幸の人だなぁ・・・としみじみ思う。厩戸王子については・・・う~ん、半分は自業自得かという気も。

2013/06/12

雨乞いが終わったあとの王子の涙もすごく印象的だったが、7巻の最後のページもかなり衝撃的だった。王子の想いも、刀自古の想いも切ないなあ…

2013/12/07

ほわ

凄い。厩戸皇子と毛人の力業で雨乞いが無事成し遂げられ失脚を免れたが二人の仲が険悪に…しかし、夢の中であれ王子と身体を重ねた毛人。刀自古の執念が恐ろしい終わり方でゾワゾワした。どうなっていくのやら。なかなか盛り上がる巻だった。

2022/09/02

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