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日出処の天子 (8) (花とゆめコミックス)

日出処の天子 (8) (花とゆめコミックス)

日出処の天子 (8) (花とゆめコミックス)

作家
山岸凉子
出版社
白泉社
発売日
1983-11-22
ISBN
9784592112389
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日出処の天子 (8) (花とゆめコミックス) / 感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

兄の子を産むために皇子に輿入れすると決意した刀自子ちゃんと同じ心根だからこそ、彼女の子であり、毛子の子供である息子を欲した皇子との対面の緊迫感が凄まじ過ぎる。外堀を埋められて何もできなく、酒をかっ喰らって自暴自棄になる毛子、・・・情けないよ。母の十市も薄々は勘付いているのに父の馬子の鈍感さはある意味、シリーズで一番、幸せな人物なのかもしれません。疑心暗鬼とプライドに苛まれながらも皇子を愛する大姫がいじらしいのと書を広げてのドタバタ、笛を吹くことによっての毛子兄妹の似通った言動が救い。

2014/01/15

ツキノ

毛人の苦しみ、厩戸王子と刀自古の取引。

2016/12/16

毛人に比べて、なんと刀自古の敏感なこと・・・ほんの数回、厩戸王子に会っただけで、彼の本質に気づいてしまいました。二人とも敏いからこそ、毛人のような(いい意味での)鈍感さに惹かれるのかもしれません。しかし、厩戸王子のたとえ話は、全くシャレになっていませんね(王子なら、殺りかねないだけに)。おどろおどろしい展開の中、笛を吹くシーンだけが和みます。

2013/06/15

覚悟を決めた刀自古は少し恐ろしいくらいだったけど、それを見抜いてさらに利用する王子も凄いなあ。毛人と一緒にいるときの王子の心の揺れが、なんとも哀しげで、見てる私がヤキモキするという…(笑)

2013/12/07

ほわ

厩戸皇子と刀自古の秘密。毛人の苦悩。次が気になる。

2022/09/04

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