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日出処の天子 (11) (花とゆめCOMICS)

日出処の天子 (11) (花とゆめCOMICS)

日出処の天子 (11) (花とゆめCOMICS)

作家
山岸凉子
出版社
白泉社
発売日
1984-11-22
ISBN
9784592112419
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日出処の天子 (11) (花とゆめCOMICS) / 感想・レビュー

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ツキノ

最終巻。薄さにびっくり。この作品は文庫で読んで再読だったのだけれど、堪能しました。毛人と布都姫の子が蘇我入鹿だったのか…(再読なのに覚えていない)同時収録のあらら内輪話に出てくる山岸さんの同級生の男の子の話がたいそう印象的。

2016/12/28

発売当時、通常コミックスの半分の厚さしかないのに衝撃を受けました。確か山岸先生が、「日出処~」に無関係な作品を収録して発売するのを嫌がられたため、苦肉の策だったとか聞いたような・・・?気狂いの女の子が後半、頻繁に王子の前に現れたのは、そういう理由だったのか!と、最終回にはびっくりさせられたものです。その後「ファミリー!」や「TOMOI」も読んだので、弟に「ホモの人がノン気に目覚める時は、ロリコンから入るんだろうか?」と尋ねたら、「ホモじゃないから知らねーよ」と、冷たくあしらわれた記憶があります(^_^;)

2013/06/16

ほわ

壮大かつ人生観を考えさせられる物語だった。愛を欲するあまりに青春を孤独に過ごしてきた王子の心からの叫びがこの結末を迎えたのかな。どこかでネタバレ考察を読んでみようかな。王子の妖艶さを見れるのがこれで最後かと思うと淋しいな。

2022/09/04

とうとう全巻読了。読み終えてからは暫く放心状態になってしまうほど、この作品の世界にのめり込んでしまっていた。物語は全編毛人と王子のことと、政治的なことが中心だったけど、間人媛と王子の関係性というのもすごく重要なポイントだったなあと思う。間人媛と王子がもう少しお互いを理解する努力をしていれば、全く違う人生を双方歩めていたんじゃないかと思った。愛に飢え、しかし自分ではそれに気付かない王子が切ない。この作品を読むことができて本っ当によかったと思う。「心の底から人を愛すること」についてじっくりと考えさせられた。

2013/12/10

tomocou

一度手に取ると止められなくて本当に困った。王子のあの妖艶さもそうだけど、歴史、宗教、宇宙までも感じさせるスケールの大きさ…これはマンガの域を完全に超えている。本当に素晴らしかった!!!愛蔵版いつか必ず。

2011/02/06

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