猫の草子 (ジェッツコミックス)
猫の草子 (ジェッツコミックス) / 感想・レビュー
Gen Kato
再読。むかーし読んだときはまだ猫党になっていなかったことに気づいてちょっと驚く。今読むと小虎丸が愛しすぎる。
2024/08/10
Mercy
93年出版。以下所収7編(初出順) 「小さ男と姫君」『あすか』87年3月号 「猫の草子」『ラ・コミック』88年8月号 「雨夜の姫」『ハロウィン』88年9月号 「白粉小町」『歴史読本スペシャル』88年11月号 「南蛮船」『ハロウィン』88年12月号 「夢にも思ゆらん」『コミック麒麟様』90年漫画アクション増刊六月二十一日号 「水の跡」『ヤングブルー』週刊女性増刊号92年12月11日号。「猫~」での阿修羅や、「白粉~」での老婆の筆致たるや。「雨夜~」はシンデレラの翻案で終わらない。「小さ男~」の逆転!。
2016/06/08
amabiko
中世もの短篇7作。近藤ようこには、女性であることの困難さ、生きづらさを描いた作品が多い。本作でもやはり、愛に囚われた女性や嫉妬の炎に焼かれる女性が登場する。でも、中世ものは、同じ作者の現代ものと比べるとアッサリとした読後感があるように思う。
2013/11/05
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