陰陽師 (2) (ジェッツコミックス)
陰陽師 (2) (ジェッツコミックス) / 感想・レビュー
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人を殺めた男も、安倍晴明の邸宅に訪れて驚き、道中で鬼に遭い、命を落としてしまう。その夜な夜な現れる牛車に乗った女の鬼を晴明と博雅が追いかける。人間の欲というのは、つくづく恐ろしいものである。鬼がいようがいまいが、女のためならその道を通ろうとする。現実の世界に、本当に鬼がいるかはわからないが…。ここにいる菅原道真や祐姫を見ていると、案外鬼の方が素直で、正直なような気がしてしまうのだ。生きている人間は嘘をつく。人を騙す。下手をすると殺めてもしまう。それも他人にはわからないように巧妙に策を練るのだから質が悪い。
2016/06/21
mariya926
陰陽師も霊力が上がっていっています。陰陽師も気になることは勉強もしているのが興味深いです。歴史ドラマを観ると王宮には霊媒師や術師、占術師が出てきます。それと同じような役割ですね。この世は目に見えない幾重もの層が重なってできているようなものだ。俺たちが今いる都の層、上に鬼たちのいる層、それらは普通の状態では交わらない。しかし何らかの呪でもって出入口が開いた時、同じ層で、異層に住むもの同士が顔を会わせるのだ。つまり9字の秘呪とは、悪鬼悪霊をはらう呪いではなく、異層、異界の門を開く呪
2024/08/29
れみ
原作の小説には出てこない主要キャラ真葛が登場の巻。晴明もアゴで使うところがなかなか(^^)生意気っぽいけど可愛くて好き。それにしてもこの辺りからだんだん岡野さんカラーが出てきてる感じ。
2014/10/19
★YUKA★
晴明の魅力にどハマりしました(*´艸`*) 博雅のおバカっぷりも好きです☆
2016/08/22
さゆ
ますますおもしろくなってきた。九字を切るということは異層に送るということとの説明に納得。道真をはじめとする悪霊たちへの愛が感じられる。それにしても、よく調べられているなあと感心する。
2012/03/12
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