陰陽師 (9) (ジェッツコミックス)
陰陽師 (9) (ジェッツコミックス) / 感想・レビュー
masa@レビューお休み中
どんどん変わっていく。人が変わるのは当たり前のことだが、博雅が何かに気づき、何かに感づき、天然ではなくなっていくのはちと寂しいような気もしてしまうのだ。方士・丹蟲先生の瓜の話や、博雅が管狐を探す話は面白いが、だんだんおちゃらけた内容が少なくなってきている。都が危機的な状況なのだから、それは当然のことなのだが…。博雅の婚儀、内裏の炎上、すべてがはじめから仕組まれていて、決められていたかのように起こっていく。そのすべてを粛々と受け入れ、冷静に見て必要なことをしていく晴明。平穏な日々はこの男にはないのであろう。
2016/07/16
★YUKA★
「ひろまさ~」と駆け寄ってきた玄象が可愛くてツボでした(о´∀`о)
2017/02/10
こばまり
前半かわいくて後半かっこいい博雅。瓜のエピソードに始まり平安宮の炎上へと構成が見事で引き込まれました。巻末の晴明の台詞がこれまたシビれます。
2014/01/03
ぐっちー
再読。瓜仙人の話はつい先日、今昔物語の中にあったな。と思いつつ、そこから思わぬ方向へ転がる。博雅くんが博雅くんらしさ全開の結婚話で笑わせてから、怒涛の内裏炎上へ。難易度がどんどん増してくんだよね...。でも読み出すと止まらないのだ〜。
2016/05/18
十六夜(いざよい)
晴明の知り合い?である翁が訪ねてきた。どうやらこの翁もなかなかの曲者らしく…。筒に入る管狐が可愛い。後半に入って、話が面白くないわけではないのだが、マンネリ感が否めない。原作ありきの作品だから忠実に再現しただけなのかもしれないが。
2015/09/17
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