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ニューヨーク・ニューヨーク 4 (ジェッツコミックス)

ニューヨーク・ニューヨーク 4 (ジェッツコミックス)

ニューヨーク・ニューヨーク 4 (ジェッツコミックス)

作家
羅川真里茂
出版社
白泉社
発売日
1998-11-01
ISBN
9784592133445
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ニューヨーク・ニューヨーク 4 (ジェッツコミックス) / 感想・レビュー

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くたくた

BLというよりはより真剣にゲイを取り扱った作品。1995年当時にコレを連載した花とゆめは凄い。以前に電子書籍で読了登録しているし、白泉社文庫版も出ているのが、やはりこの作品は刊行当時の新書版で手元に置きたい!と思ってマケプレで大人買いしました。同性愛、カミングアウト、差別、児童への性虐待、買春、暴力の連鎖、エイズ、トラウマ一つ一つが深刻なテーマで少女漫画のカテゴリでここまでがっつり取り組んだ作品しかも25年前。こういった作品の一つ一つが読む人の心に何かを残して、今のLGBTQの流れを生んだのだと思ったりも

2022/12/21

おかめいんこ

再読♪ピュアなメルに色んな人の協力で変わっていくケイン。どのシーンも涙なくしては読めない作品の筆頭です(/_;)

2015/05/28

こま

ケインとメル、再会。が、無事とは言い難い。PTSDに悩まされる上に、周囲のセカンドレイプ。酷いなあ。エピローグで二人の「娘」が二人のその後を語るのが良かった。そして哀しかった。どれだけ幸せでもずっと一緒にいても愛し合ってても「死」と言う別れは誰にでも訪れる、仕方ない筈、でも切ない。ラストシーン号泣。どうでも良いけど作中で60年くらい時が流れてるのに、文明レベルは全然変化無しですな。

2015/07/21

ケイゾウ

凄惨な事件がメルに与えた傷は計り知れない。出逢いのN.Y.を離れケインの実家に身を寄せることにした二人。それから籍を入れ、養子を迎えてとようやく安らぎを得ます。最後の方は、養子の娘の視点で二人の生涯が語られます。欲を言えば、幸せな二人の姿をもっと見たかったのですが、語りすぎにならない点が逆に良いのかとも思ったり。4巻通して、ケインとメルという二人の人間の半生をじっくり堪能しました。同時収録の読み切りも良かったです。

2013/09/05

ねこ

再読。終わり方に涙。同性愛の社会的地位、親へのカミングアウト、過去の心の傷、養子縁組…壮絶でした。ケインの故郷でメルと穏やかな日々が過ごせたようで良かった。素晴らしい作品でした!

2012/04/12

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