ニコ・ニコルソンのマンガ道場破り: 白帯マンガ家が第一線のプロ作家に突撃取材! (ジェッツコミックス)
ニコ・ニコルソンのマンガ道場破り: 白帯マンガ家が第一線のプロ作家に突撃取材! (ジェッツコミックス) / 感想・レビュー
JACK
☆ 新人マンガ家が第一線のマンガ家たちに突撃取材するエッセイマンガ。印象的だったのは「ベルセルク」の三浦建太郎先生、「3月のライオン」の羽海野チカ先生。特に羽海野チカ先生のマンガの創作方法は壮絶。毎日マンガの事ばかり考えて思いついた事をまとめたノートは120冊を超え、ネームを何千回も推敲して良い物にしていく。マンガが好きですか?と聞かれても答えられない。こんなに苦しくて辛くて楽しいわけがない。でもまだマンガ家を辞めていないのは辞められない何かがあるから、という言葉には重みがあります。
2013/06/30
Tomokazu Kumada
雑誌「ヤングアニマル」にて連載中の、第一線で活躍中のマンガ家達にデビューの経緯・ヒット作の秘話・マンガの制作過程などを白帯マンガ家の「ニコ・ニコルソン」が道場破りと称して密着取材したエッセイマンガ。取材したのはヤングアニマルにて現在連載中・以前連載していたマンガ家達、「三浦建太郎」・「甘詰留太」・「羽海野チカ」・「重野なおき」・「森恒二」・「文月晃」・「えりちん」・「若杉公徳」・「きづきあきら+サトウナンキ」・「柴田ヨクサル」の10人。漫画家になりたい人・漫画家を知りたい人に読んで欲しい1冊です。
2013/06/11
紅咲文庫
『一度きりの大泉の話』を読みながら、全身全霊を込めて描かずにはいられないという姿が、どうしてもこの本の羽海野チカと重なっての再読。3月のライオン、5巻のひなちゃんや8巻の柳原棋匠、特定のシーンを取り上げセリフひとつひとつをどうやって生み出してきたのか、羽海野チカが語る言葉がもうほんとうに爪で石に祈りの言葉を刻んでいるかのような迫力。羽海野チカは1巻、2巻両方に登場。それにしてもどの作家もこんなに詳細に、自分の作品にかける思いのみならず実技的な面も伝えてくれるのかと驚く。聞き手の功績なのかな。
2021/05/05
かやま
さすが一流の先生方の言う事はためになる。こんだけ命かけて作られたものを日々消費できるのは凄いことだよ。
2013/04/12
古本サバイバー
羽海野チカの回が特におもしろい…というよりすごい。
2013/04/11
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