ニコ・ニコルソンのマンガ道場破り 破 (ジェッツコミックス)
ニコ・ニコルソンのマンガ道場破り 破 (ジェッツコミックス) / 感想・レビュー
紅咲文庫
“好きだって言う気持ちとそこに乗せる感情に嘘がなければどんなテーマでも大丈夫なんだと思う“■“先に決めてた筋にしてたら「負けても立派でした」って話になるはずだったのに、おじいちゃん(柳原)すごい形相でたすきを離さなかったの“(羽海野チカ)”自分が面白いと思って描いてもマンガにできるのは1/10くらい。さらに読者が汲み取ってくれるのはそこからまた1/10。(中略)だから俺は1%でも多く伝えるためわかりやすく描く“(石黒正数)
2021/05/05
ふじ
「自分の好きなものを見つけて、そこから抽出することが大事」という森繁拓真の言葉と「自分が夢中になってるものの面白い要素をどうにかしてマンガに持っていけないかなっていうのを考える」という二ノ宮知子の言葉には共通するものがあるなと思った。何か生み出したいのであれば、そういう分析的視点は常に必要なんだろう。あと押見修造の「自分が一番見られたくない恥ずかしいところを描く方がその分読者に響くんだ」も心に残った。
2016/06/11
NOJI
絵、見やすいですよね
2017/09/09
fuzimori
1巻は読んでいませんがインタビュー相手に興味をもってこの巻から購入。羽海野チカ、二ノ宮知子、石黒正数、押切蓮介、森繁拓真などなど。特に羽海野チカの、キャラクタの心情をトレースして、場合によってはストーリーを変えてしまうという話にぐっと来た。彼女の作品の「自然さ」の根底にあるものがわかった気がする。
2016/03/12
たいち
多くの漫画家さんが、共通していっていることに、「嘘を描かない」ということがありました。そうしないと読者には伝わらないんですね。 また、描きたい場面などのために、話を膨らますというのは、非常に参考になるような気がします。
2016/03/04
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