王道の狗 1 (ジェッツコミックス)
王道の狗 1 (ジェッツコミックス) / 感想・レビュー
日々珠
明治の蝦夷地で、合気道の達人、武田総角に会う。気合の描写に見入る。
ミナ
明治時代の北海道の話。アイヌについても知ることができる。彼らは優しいなぁ。何でこんな人たちを騙したり傷つけたりできたんだろう。最近の自由民権運動ってそんなに暴力的だったかな?という疑問にも回答をもらえた。こりゃ暴力以外の何物でもないな。学校の歴史だと賛美されるような紹介のされ方なんだけどなぁ。
2017/06/18
ぼくとつこつ
徳により世を治める「王道」を追求するのは難しいと終始感じた。途中で福沢諭吉が登場して「天は人の上に人を作らず」の真意を説くシーンがあるが、まさにその通りであり、各国民全員が知識を持たなくてはまず王道はなし得ない(反対の「覇道」も然りであるが)。現代でも、戦争は無いにせよ、相変わらず隣国同士で仲違いをしている。単なる話合いで解決するとは到底思わないが、アジア共栄の思想を各国で共有してほしいと思った。
2019/12/23
連雀
先日安彦良和の講演に行ったのをきっかけに再読です。史実があって、思想があって、それら以前に「人間の生」があって、と言う感じが物凄くいいです。苦しくても生きなくてはならない人間の業を感じます。やっぱり安彦良和は天才だと思うのです!
2017/03/05
連雀
安彦良和はこういうのが面白いですよね。歴史のうねりの中で翻弄されながらも懸命に生きる人々。想定以上の面白さ。続きも読みたいし、他の作品も読みたい(´∀`)
2012/08/29
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