王道の狗 4 (ジェッツコミックス)
王道の狗 4 (ジェッツコミックス) / 感想・レビュー
連雀
ようやく読了しました。これはかなりな読み応えでしたね。著者である安彦良和が強い思い入れがあると言うだけのことはあります。とにかく登場人物が実在・架空を問わず魅力的です。人の想いと行動が歴史になっていく感じが物凄く好き。安彦良和は、そういうの得意ですよね。そこに強く惹かれます。そして、そんな人物達のリアルを支える画力。一コマ一コマに見入ってしまいます。
2017/03/20
千本通り
あとがきで当時「BSマンガ夜話」でいしかわじゅんから「虹色のトロツキー」を酷評された反論が書かれていることで有名な本。 作品自体は金玉均暗殺、李鴻章暗殺未遂など盛りだくさんで読み応えのある作品になっているが、金玉均暗殺を描くなら閔妃暗殺も描いてほしかった。 著者は日本が道を間違えた分岐点を日清戦争としているが、もし征韓論が盛んな時に西郷隆盛が朝鮮を訪れていたらまた違った日本と朝鮮の関係になっていたのではと夢想する。
2020/03/27
llll'
2010/12/23
感想・レビューをもっと見る