かわたれの街 (ジェッツコミックス)
かわたれの街 (ジェッツコミックス) / 感想・レビュー
すみの
「かわたれ」とは、まだ薄暗い明け方のこと。豆腐屋の娘、水田木菜は、片想いの穂波の料理教室に通う女子高生。木菜の夢は豆腐屋を継いで、毎朝穂波に豆腐の味噌汁を作ってあげること。でもこの穂波・・・別れた奥さん、貴子に未練たらたら。年上の男性に恋心を抱くことはよくあることですが、木菜みたいにしっかりした、わりきれる性格・・・稀だと思う。豆腐のような柔らかな、すぐ崩れそうな、淡い日常生活が木菜の一言で締まっていく感じ。雪平鍋、花火、潮干狩り、それはそれで良い想い出。穂波への想いにけじめをつける「たそがれ」。
2013/04/22
ヨー
のほほんとした恋愛コミック。 出てくる料理だったり主人公のお豆腐食べてみたいなぁと思いました。恋愛じたいもとてもよかったです
2018/08/12
ビスケ
ダメ男を描かせたら日本一(?)の勝田文が描くレトロチック下町コメディ。穂波はダメダメだけどかっこいい。主人公の女の子が惚れるのも納得。細部まで書き込まれた商店街の様子も素敵でした。
2010/01/08
かやま
誰そ彼に比べて使われなくなった彼は誰。この人のゆるさは至高。
2009/07/08
菊蔵
何を予想していたわけでもないのですが、思った以上にすごくフワンとした内容で、でも、所謂少女漫画の展開とはちょっとズレらしてある。柔らかいホームドラマを見ているような印象を持った。ゆるいなかにも妥当な結末にもっていかないところが予想外で、いい感じに裏切られたラストに大変満足しています。宝くじをきっぱり破棄しちゃうところが漢気あって好感度大!
2012/02/14
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