3月のライオン 6 (ヤングアニマルコミックス)
3月のライオン 6 (ヤングアニマルコミックス) / 感想・レビュー
エンブレムT
人が人を『想う心』にはチカラがあると信じたい。誰かのために怒ったり悲しんだり、進める道を模索したり・・・それを『祈る』という形でしかあらわすことが出来なかったとしても。立ち竦んでいた人が自分の足で前に進もうとした時、その『想い』は、一歩を踏み出すための後押しをするチカラになると信じたい。この巻を読んでいて、繰り返し浮かんだのは「お前はお前に出来る事を まず いっこいっこやるしかないんだよ」という言葉でした。・・・あぁ。どうか、真っ当に頑張っている人に報われる未来が・・・笑顔が待っていますように。
2011/12/28
ちはや@灯れ松明の火
ただ守りたいと、ひたすらに思った。心地よかった日だまりを塗り潰した暗雲に、身体の奥底から込み上げてくる烈しい感情を、支える力に変えることが出来たらと。勝ちたいと、初めて願った。前へ、横へ、斜めへ、駒のように其々の進む方向は違っても、その動きは止まらない。戦い続けるしかない。心を苛まれても、病に蝕まれても、折れそうな気持ちを隠して攻め続けるのは、自分の居場所を掴み取るため。痛みを堪えて笑顔を作るのは、守り貫きたい信念があるから。ひとりでいいと思っていた頃にはもう戻らない。今は、ただ、護り通したいものがある。
2012/07/03
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
いじめられるということ、そして周りに支えてくれる人がいるということ、でもいじめられてる時は周りにそんな人がいなくなりひとりぼっちになることが多いからなぁ。いじめられている側から考えるほど深刻にいじめている側は遊び半分ってのがほとんどだろうし。桐山のちょっとずれてるけど、支えようとする姿が良いですね。
2011/08/06
mitei
いじめの話は教師と周りの問題もあるから複雑だな。しかし二階堂も苦しみながら頑張って頑張ってる姿に感動。そして桐山に突っかかる気持ちもわかった。そういうあれこれを全て将棋に込める姿というのは他の将棋漫画にはなく、この作品がみんなにウケる理由がわかる。
2018/07/04
抹茶モナカ
友達を庇ったがために、いじめの標的にされてしまうひなたちゃん。それを桐山零君は、自分なりに助けようとする。一方、桐山零君の心友の二階堂君が対局中に千日手に持ち込まれ、倒れてしまう。
2014/03/14
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