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3月のライオン 7 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 7 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 7 (ヤングアニマルコミックス)

作家
羽海野チカ
出版社
白泉社
発売日
2012-03-23
ISBN
9784592145172
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3月のライオン 7 (ヤングアニマルコミックス) / 感想・レビュー

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エンブレムT

「信じれば夢は叶う」その言葉の抜けている部分を、丁寧に丁寧に埋めてくるエピソードが圧巻でした。そう。信じてるだけで、何もしなくても叶う夢なんて無いんだ。そして、暗い迷路のようなトンネルだって、ジッとしているだけじゃ抜けられないんだ。泣きじゃくりながらも戦い続けたひなちゃん。暗闇の中差しのべられた手の温もり。出口で灯りを点す人の存在。それらが全部合わさった「世界は結果で回っているんじゃないんだよ」という言葉にため息が出ました。でも、零の生きる棋士の世界は、結果だけで回っている世界なのだ。その真逆さにゾクリ。

2012/06/08

まりもん

零ちゃんの新人王を祝ってくれた将科部のメンバーと先生が良かった。何気ない日常が零ちゃんには幸せなんだよね。日記に書くほど。それだけに科学部の人達が卒業してしまったら寂しさ倍増だと思っていたらまさか校長先生達が部員になるなんて・・・平均年齢がいっきに上がった。 ひなちゃんの方も零ちゃんが京都まで出かけたことは無駄じゃなかった。少しだけど笑顔を見せたし頼りになる先生も登場して良かった。

2012/03/23

フェリシティ

とてもいい巻でした。ひなちゃんのイジメはどうなることかと思いましたが、ようやく頼れる先生が来られて安心しました。個人的にひなちゃんが「零ちゃん」から「桐山くん」に呼び方が変わっているのが気になります(●´艸`)次巻は宗谷名人との対戦!「ギリギリ人間の姿を保っているだけの将棋の鬼」に零くんはどう戦うのか楽しみです。

2012/03/24

ちはや@灯れ松明の火

何かを守るために、何かを手放していく。友達のために安全な立ち位置をかなぐり捨て、痛みを堪えるために無邪気な笑顔を閉じ込めた。生き延びるために、この牢獄のような校舎から解き放たれるまで。風が吹いた。厚い雲が割れ、光が射した。握りしめた拳が解けて掌へと変わる。残された爪痕は折れずに耐えた心の徴。何かを手に入れるために、何かを失った。終わりのない闘いの世界に置き続けると誓った身、勝つために、躊躇いも怯えも捨てた。痛みすら感じなくなるほどに固めた拳、修羅の如き盤上に囚われ続けていく。それこそが、生きている証だと。

2012/08/15

抹茶モナカ

新人王戦を制した桐山零君だったが、ひなたのいじめ問題に頭を悩ませていた。学校の担任が倒れる事で、皮肉にもいじめ問題にも光が見えて来て。本当の優しさについて、静かに読者に問う第7巻。

2014/03/15

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