大奥 15 (ヤングアニマルコミックス)
大奥 15 (ヤングアニマルコミックス) / 感想・レビュー
れみ
前の巻では阿部正弘を喪った家定が胤篤との子を懐妊。そんななかでも日本の行く末を思い自分のために働く下々の者にも心を配るふたり。しかしそんな幸せな時間は長くは続かず…。この巻は安政の大獄、桜田門外の変、和宮降嫁etc…かなり盛り沢山。大奥で「家茂と胤篤が好い仲では」という噂が立つというくだりでは家綱の想いに気づいて大奥から退いてしまった有功のことを思い出した。今回はどっちにもそういう気持ちはなかったけど…。それにしても…和宮は最初からアレだったのかどこかで入れ替わったのか…続きが待ち遠しいなあ。
2018/01/02
星落秋風五丈原
篤姫と家定と滝山と理想的なトリオだったのに突然の死で断ち切られてしまう。篤姫と家定が本当に幸せそうだったので辛い。そして意外な和宮。
2017/12/28
明智紫苑
最後も謎だが、あるお方がいなくなった真相がこの巻最大の謎だな(多分、私と同じ推測をしている人は少なくないだろう)。多分、次巻で完結するのだろう。そこで分かるかな?
2017/12/30
あきぽん
開国から和宮様降嫁まで、複雑な幕末の政治の流れが漫画ですっきり!の知的な少女漫画。国のために自ら憎まれ役になった井伊直弼、私は結構好きです。でも家定夫妻のラブストーリーは私には期待していた程のインパクトがありませんでした。男女逆転のインパクトも薄れてきた印象…。と思ったら、ラストで強烈なインパクト。次巻も楽しみ。
2017/12/30
きんぎょっち
よしながふみはすごい。どこまでもこっちの予想の上を行ってくれる。長い話なので、これまで読んできた読者は、ストーリー展開がある程度予想がつくようになっている。家定の最期も、哀しくつらいものだが「やはり…」という感じで受け止められたが、なんですか、巻末に登場のこの和宮は!マジでびっくらこきましたわ。よしながふみは本当にすごい!天才!と確信した瞬間でしたよ。 そして井伊直弼の安政の大獄。政治の大義や功罪は、あとで歴史になってからでないと測れないものなのだなぁ。どの時代も現代も、誰もが渦中で生きているんだなぁ。
2018/02/28
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