陰陽師 玉手匣 6 (ジェッツコミックス)
陰陽師 玉手匣 6 (ジェッツコミックス) / 感想・レビュー
れみ
完結したので最初からおさらい・その⑥酒呑童子の寝所の周りの四季の部屋とか、内裏で瓠が体験した出来事や彼女の語る一族(丹波の海人族)の物語とか、心惹かれる部分はあるけどとにかく難しい。なんとか頑張ってお話についていってる感じではあるけど、酒吞童子、瓠、晴明、博雅、それぞれの人が内面に持つ切なさや哀しさや大事なものが伝わってくるところもあった。とくに博雅の、晴明を追って迷わず目の前の渦に飛び込んでその先で色々なことが起こっても受け止めるところ、やっぱり好きだなあ。さて…あと1冊で完結!
2017/11/14
れみ
前の巻から引き続き酒呑童子登場。博雅が酒呑童子に語りかけるところと匏(ひさご)が自分の一族について語るところが良かったなあ。そして…頼光は酒呑童子を討った…のかもしれないけど、このお話、まだもう少し続く模様。
2016/06/03
空のかなた
酒呑童子別名外道丸。滋賀県米原市の長者の娘玉姫と伊吹山の山の神、ヤマタノオロチである伊吹大明神の間に生まれたとの云われも。それは木の化身か?また、御所には四季の部屋の仕掛けが。「木-春-東」「火-夏-南」「金-秋-西」「水-冬-北」そして、土は、方角で言えば中央、季節で言えば土用。土用とは、立夏、立秋、立春それぞれの直前の18日間。頁をめくる度に、異次元に連れていかれる。
2019/05/12
こぽぞう☆
宇宙の鼓動を聞きながら、晴明は自由だ。朔くんと善財ちゃんかわいい。
2018/11/18
風花
これまでの『玉手匣』の中では一番好きなお話でした。冒頭の四季の部屋は本当に美しく、オールカラーで見れないのがとても残念。ここにきて漸く陰陽師らしい晴明の語り、陰陽五行の話がとても興味深かったです。酒呑に呼び掛ける晴明の舞は、できるものなら作中に入って見てみたいくらいに惹きつけられました。そして随所で描かれる、晴明と博雅の無言の会話は、二人の絆を感じられてとても嬉しいです。
2016/10/26
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