ドゥルアンキ (ヤングアニマルコミックス)
ドゥルアンキ (ヤングアニマルコミックス) / 感想・レビュー
トラシショウ。
「人は顔の見える身近な者に程強く情が湧きそれに縛られるが、遠く顔の見えぬ群れには情は湧かず人として見る事が難しい」。積読消化。二柱の神々の子として、神でも人でもなく、男でも女でもない者として産まれ、高山地帯の老夫婦に育てられたウスムガル。自分と同年代の隠れ里に住む少年達と知り合ったウスムは、そのリーダーであるキルタの意外な出自を知り、魔獣と妖精が住まう外の世界へと足を踏み出していくが。昨年急逝した三浦建太郎がアシスタント主導で手がけた太古の神話ファンタジー。未完なのが惜しいなぁ(以下コメ欄に余談)。
2022/01/16
JACK
◎ 「ベルセルク」の三浦建太郎先生が原作とプロデュースを担当し、三浦建太郎先生が立ち上げたマンガ制作企業「スタジオ我画」が作画を担当したファンタジーコミック。2021年に先生が亡くなられた事で未完となり、続きは描かれない事に決まったそうです。様々な神話をベースに、画期的な道具を創り出す神の血を引く主人公が人間や妖精や魔獣と織りなす物語。ベルセルクと比べてダークさが控えめで一般受けしそうな印象。これが未完になってしまうのは非常に残念です。
2022/05/15
北白川にゃんこ
ショタ!異世界転移!流石は三浦先生!色々描ける!しかしどれも構想が長い!加減しろ!加減できないのが三浦先生の魅力だったんだよな。
2022/01/12
KDS
「ベルセルク」が連載再開!という吉報をニュースで知り、今後の作画をすることになる三浦建太郎氏のスタッフ「スタジオ我画」の画力はいかほどのものなのか?ということでその唯一の著書である本作「ドゥルアンキ」を読んでみる。いや、これなら全く違和感がないじゃないか!「ベルセルク」の最終回までのストーリーを聞いていたという森恒ニ氏が太鼓判を押すのも頷ける。最終巻になると思われた第41巻の巻末にあった意味深なあとがきは、こういう可能性があったからなのだと今になって納得。賛否両論あるだろうが、個人的には支持したいと思う。
2022/06/11
ちんれん
「ドゥルアンキ スタジオ我画、三浦健太郎 白泉社 2021年 650円」続きが読みたいけど、作者が死んじゃったから無理か。残念だ。
2022/01/06
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