北走新選組 (花とゆめCOMICS)
北走新選組 (花とゆめCOMICS) / 感想・レビュー
Die-Go
新選組の末期、鳥羽伏見の戦以降をとりあげ、野村利三郎、相馬主計、土方歳三をそれぞれ主人公として描いた漫画。絵もなのだけど、内容も美しすぎる描かれ方にちょっと引いてしまった。美化し過ぎかなぁ。★★★☆☆
2018/03/04
らる
読友の明里さんに借りて読みました。 「誠のくに」と「凍鉄の花」読了後に読みましたが、これが一番好きです。 そしてやはり絵が綺麗で、皆がとてもかっこよく描かれている。どの作品でも土方さんは特に美しく描かれているなぁと。 読了後、悲しくもある物語なのにすっきりとした後味で、あぁ、なるほどと思えてまた読みたくなりました。
2014/05/11
神城冥†
今では「オトメン(乙男)」がヒットし、一躍有名になった菅野文の初期の傑作。土方歳三とその背中に惚れ込んだ隊士達の生きざまと葛藤を描く。義とは、志とは、漢とは、生きるとは何なのかを投げ掛ける。熱き男達の魂の叫びが聞こえてくるような作品。生きざまを見たとき、自然と涙が溢れて止まらなかった。 確かに彼らは、歴史の中で生きていたのだ。土方さんかっこいい!
2016/01/10
蝶よ花You
読友さんからの借り本。新撰組を題に綴る、自分の好きな作者と新撰組の捉え方が似通っていたせいか、自分の思う新撰組の面々のイメージと合致したせいか、とてもすんなり入ってくる作品でした。絵柄に関しても完璧☆よくもこんなに時代背景・組織柄・土方や相馬といった個人に合う絵柄になるものだなぁと驚き。オトメンのふにゃ~ん(*´∀`)としたイメージが強い作者さんだったもので(笑)新撰組好きを裏切らない素敵な作品です。
2014/02/09
セシル
くぅ~泣ける。己の信じる『義』故に散る事の美しさと儚さ。正に終焉の美学だろう。こんな風に最後を散る事は難しい…。そして何時の時代も信念のある漢に、その生き様に圧倒されます。『新選組』や史実を真剣に学んでおけば良かったな…と後悔。もっと土方や相馬のことが解り葛藤や思いの深さが理解出来ただろうに。美麗且つ凄まじい画力が目を逸らすのを許さない。『乙男』もいいが菅野さんには時代を駆け抜けた武士のお話をまた描いて頂きたいです。土方の為に命を賭す新選組の仲間の忠誠心が胸を打つ。生き様に惚れたのだろう。土方を尊敬する。
2010/12/09
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