スピカ ~羽海野チカ初期短編集~ (花とゆめCOMICSスペシャル)
スピカ ~羽海野チカ初期短編集~ (花とゆめCOMICSスペシャル) / 感想・レビュー
徒花
バリエーションに富んだ初期短編集。引き出しの多さを感じさせる。個人的には「ミドリの子犬」からなる少年キオシリーズみたいなコッテコテのファンタジーが好き。
2016/04/24
エンブレムT
『3月のライオン』からの作者買いなのですが、この短編集を読んで私は更に羽海野チカさんが好きになりました。作品が好きっていうより、なんかもう作者が好き(笑)作品を描く目線が、とにかく優しいのです!あとがきで「10年前の私の精一杯が詰まってる」とテレまくっておりますが、核の部分にブレがないので、この良さはもう不変なんじゃないかな~。ザ・少女マンガな青春ものから絵本風のもの、ニアBL(不意打ちでビックリw)まで!6つの短編はどれもサラリと読めるのですが、本を閉じた後にいろんなことを考えてしまう深みがありました。
2012/06/14
❁かな❁
とっても良かったです♡こんな感じのお話、子供の頃から大好き♬羽海野チカさんは昔、ハチクロを読み、3月のライオンも少しだけ読んだことがあり久々で読みました!羽海野さんの初期の頃の短編集とのこと。5つの短編とコミックエッセイ♪どのお話も素敵☆「冬のキリン」「スピカ」「はなのゆりかご」で、じーんとして泣いちゃいました*「ミドリの仔犬」のキオとワンちゃんも可愛い♡「夕陽キャンディー」はドキドキしました!とても温かくて癒されるー♬感動したり、キュンときたり、ほっこりしたりできる珠玉の短編集♡羽海野チカさん大好き♡
2016/11/07
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
ハチクロと三月のライオンの匂いがどの短編からも漂ってくる。まぁ同じ作者だから当たり前だけど。表題作の『スピカ』も青春の青臭さが濃厚に漂ってきて好きなんだけど、偏屈な博士の話が一番好きだったりします。
2011/08/12
呉藍
「スピカ」の、青春なんだけど繊細な鬱ッとしたところにひかれ、「はなのゆりかご」でほっこりと心が和む。このふたつがとっても好きだなあ。そして「夕陽キャンディー」でなんだかドキドキしたww そっと心を撫でてくれる温かさと、相反するチクチクとした痛みや冷たさも混じってる。そんなとこが好きなんだなあと再確認。そして思った。押井作品をまた見よう!
2011/08/05
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