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夏目友人帳 14 (花とゆめCOMICS)

夏目友人帳 14 (花とゆめCOMICS)

夏目友人帳 14 (花とゆめCOMICS)

作家
緑川ゆき
出版社
白泉社
発売日
2012-07-05
ISBN
9784592193647
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夏目友人帳 14 (花とゆめCOMICS) / 感想・レビュー

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エンブレムT

待っていた。ただ待っていた。人と心を通わせた一瞬を、宝物のように大事に抱え、人とは違う時の流れの中に生きる彼らは、またその一瞬が訪れることを待っていた。レイコが夏目に残したモノ。それは妖が見えるチカラであり、『友人帳』であるけれど、夏目はその抱えていた想いをも受け継ごうとしている。人の感覚では理解しがたい災厄も多いけれど、だからこそ、心を通わせる事の出来る人や妖と出会えた時の温かさは、しみじみと心に沁み込んでくる。梟に似た姿を持つ妖と、タオルを持った可愛らしい妖には、またどこかで会えると良いな。

2013/04/21

まりもん

今回はレイコさんってどんな人だったんだろうってことを聞きこみをしたら、親類などに良くないことを言われたりして落ち込む。でも妖達に笑っているレイコを覚えていてくれる妖がいると浮かれる夏目。ちょっと妖と夏目の関係がほのぼのとした夏目観察帳が好きだった。

2012/07/07

自分と大切な人たちを守るため、まずは祖母である亡きレイコさんのことを知りたくなった夏目だが・・少しずつ妖より人間との関わりの方が深くなっている彼にとって、妖に心許し過ぎないように距離をとったりと、随分成長したなぁという感じ。この物語は、妖怪という良くも悪くも純粋な想いを持った者を通して、人間の醜さ、愚かさ、愛すべきところを描きつつ、人と自分との距離と絆、信頼というものの本質を炙り出していってるなぁと。そこが味わい深い。

2013/02/25

だんぼ

人間も妖も誰かのために何かをしたいという気持ちは一緒なんだなと思って心があたたかくなりました。

2012/07/16

exsoy

人と妖怪は本質的に違うから理解できない者がいるのも当然なんだよなぁ…夏目の側には優しい妖が多くて、そのことをつい忘れそうになる。

2012/07/07

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