夏目友人帳 18 (花とゆめCOMICS)
夏目友人帳 18 (花とゆめCOMICS) / 感想・レビュー
匠
ほのぼのした冒頭から少々緊迫感のある中盤、そしてしみじみしたお話まで、相変わらず安定感のある構成。この作品を読んでいるといつも和紙や古い和服の匂いを感じる。そして読み終えて外に出ると、似たような森や林が身近にあるせいか、大きなクスノキの枝の上とかそこらじゅうに妖がいるような気がしてならない(笑)冗談はさておき、友人帳が今後どうなっていくかがやはり気がかり。でも名取さんが本当に大切にしたいのは、友人帳や力じゃなく唯一の友人と言える存在だろうし、夏目が打ち明けてくれた気持ちだろうから悪用は企てないと信じたい。
2014/11/02
ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう
安定してるなぁ。何度も読んじゃう。
2014/09/05
kaizen@名古屋de朝活読書会
おとなしめのにゃんこ先生。絵の調子も白い。
2014/10/02
ふぇび
想いの通じない箱崎さんと妖の見えない孫、箱崎さんの気持ちを汲むことが出来るけど・・・の式神とそれを静かに見守る楓の情景が切な過ぎます。どの残り2編(白梟、シロ&アケ)も安定しておりますが、今回の見所は友人帳のことを打ち明けた夏目とそれを静かに受け止めてくれた名取さん、あと表紙のウェイトレス柊が可愛過ぎるところでしょうか(笑)
2014/09/07
黒瀬
【とられるくらいなら持っていく。さらば】メインエピソードである箱崎邸大捜索での夏目と柊のやり取りが好きだなぁ。腕の良い祓い屋だった箱崎さんを慕い続ける龍の妖の忠義たるや。そしてこの妖が放った一言が夏目の祖父母へ近づくピースとなるのか。 特別編の『夢幻のかけら』も大好きなエピソード。怪我をした白フクロウの妖が落としたリングを返しに行くタマミが健気で最後が少しホロリとくる。前巻で葵と香が繰り広げたバカップルの話を読んだ後だと尚更…。曲げられない理がある中での最大限の譲歩か…。【忘れられるのも惜しいものだな】
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