夏目友人帳 29 (花とゆめコミックス)
夏目友人帳 29 (花とゆめコミックス) / 感想・レビュー
がらくたどん
今月発売の30巻を夫が買ってきたのだが、この巻から20周年スタートだったので今頃登録です。まずは28巻の名取家に居続ける「年下のいとこ」の完結編。衰退した祓い屋の旧家名取家の中で名取さんが観ている現と異界の境目が寂しいような暖かいような。二話目は元有名女優主催の嬉し懐かしドキドキ降霊会の謎。最後は大妖達の余興である「包くらべ」に小者妖怪たちからの頼みで夏目君が偽レイコとして出席する。せっかく捕えた悪鬼を余興のために放そうとする大妖の計画をなんとか穏便に阻止したい小者連の健気さが微笑ましい一話。静かな巻♪
2023/09/18
眠る山猫屋
前巻の続き『年下のいとこ』が思っていたよりあっさり終わってしまった。解り易い分、染みるエピソードだった。そして名取さんの選んだ生き方も、夏目に出来ることも、辛いけれどそれしかなかったんだろうな。続く『クイーンのお招きにより』は不穏な空気に包まれたミステリー風と思わせておいて、やっぱり優しい。ダークなオマケも付いていたが。そして夏目がレイコを演じる『レイコの流儀』が最高に楽しい。犬の会の面々、そしてヒノエが愛おしい。夏目、愛されてるなぁ。
2023/01/06
ちいこ
何だろう、今回は出てくるキャラが多くてにぎやかだな~と思った。表紙も素敵。
2023/01/09
陸抗
名取さんは美弦との最期、あれで気持ちに折り合いがついたのかな。式になるのが不幸かどうかは、妖それぞれが決めることだろう。なってみて楽しいとか…ないかな。降霊術の集まりでも、無害なら人が集まっておしゃべりするのは楽しそう。実際に何かを呼ぶなら危険も伴いそうだけど。夏目がレイコさんになって妖のお手伝いをするの、新鮮だなー。
2023/01/09
しましまこ
美弦編、切なく美しい結末。包みくらべの先生、無謀です…
2023/01/22
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